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熊本地震と南海トラフとの関係や阿蘇山噴火の可能性は?

      2017/06/10


熊本地震と阿蘇山噴火や南海トラフ地震との関連は?

 

2016年4月14日に発生した熊本地震。滅多に地震のなかった九州の熊本地方でマグニチュード6.5、最大震度7を観測する地震が起こりました。この地震で熊本、特に最大震度を観測した益城町では家屋が崩壊し、地面が割れる等の甚大な被害をもたらしました。

最初の地震から数時間経っても震度5~6の地震が頻発していましたが、震度6弱の地震は3日以内に20%と気象庁も発表したため、多くの人がこのまま地震は収束していくものだと考えていました。

しかし、最初の地震から28時間経った4月16日1時25分頃。再び熊本県熊本地方でマグニチュード7、最大震度7を観測する地震が発生します。

これにより、最初の地震よりもマグニチュードが高いことから、この地震を本震とし最初の地震を前震とする見解を気象庁が発表しました。内陸型地震でマグニチュード6.5以上の地震の後にそれを上回る地震が起こるのは観測史上初めてのことで、また一連の地震で震度7を2回観測するのも初めてのことです。

熊本地震は16日の震度6強の地震を観測したあとも、熊本更に大分を中心とし震度3~6という大きな余震が頻発しています。このことが、最初の地震で緩んでいた地盤に更にダメージを与え崖崩れや地盤沈下を起こし、家屋を完全に倒壊させました。震源地も熊本地方を中心としていましたが、16日には熊本県阿蘇地方で震度6強、大分県由布市で震度6弱という地震が発生したことから被害が中央構造線を沿うように東へと拡大していきました。

そして、内陸型地震では最多ペースで地震回数を更新していることから、気象庁は通常行う余震確立の発表を取り止めることを発表しました。このように、異例尽くしの熊本地震について地震学者の方々もワイドショーなどでコメントを求められても明確な理由ではなく予想を話しているのがほとんどです。

なぜ熊本地震が起こったのか。この余震はいつまで続くのか。更に被害は拡大してしまうのか。今後の見通しを調べてみました。


■熊本地震の概要

熊本地震は、4月14日21時26分頃に熊本地方を震源とする、深さ11km、マグニチュード6.5、最大震度7を益城町で観測した地震を≪前震≫とし、その28時間後に起こった4月16日1時25分頃に熊本地方発生した深さ12km、マグニチュード7.2、最大震度7を益城町と西原村で観測した地震を≪本震≫とする内陸型地震のことです。このマグニチュードと震度は阪神淡路大震災と同じ規模の地震ですが、先に記載した通り一連の地震で最大震度7が2回発生するのは観測史上初めてのことです。

この地震が引き起きた原因ですが、日奈久断層帯がずれたことで最初の地震が起き、それを引き起こしたのがマグニチュード7.2の布田川断層帯で起こった地震だといわれています。正直前震・本震という分け方がよくわからないなっという感想です。単純に最初の地震で誘発されて布田川断層帯でも地震が起こったのではないのかなっと考えてしまいます。

熊本地震を発生させた断層帯

なお、更に誘発されるかたちで起こったのが大分の別府-万年山断層帯で起きた地震です。

テレビで私と同じように感じた『前震・本震』の分けるのはどうなのか、という問いに地震学者の方が「区別をつけるために前震・本震と分けているだけで、全て誘発地震と言ってもいい」とおっしゃっていました。一連の地震とまとめるのではなく、14日と16日の地震は別々に分けるべきだという意見もあるようです。

このように熊本地方の大地震が離れた地域の地震を誘発したのも類を見ないことで、頻発する震度の大きい余震のこともあり、≪前震、本震、余震≫の区別が難しいとされています。

なお、気象庁がHPに熊本地震の震源地と発生回数の情報を掲載しています。
  • 震源震度情報
http://www.jma.go.jp/jp/quake/quake_singendo_index.html
  • 発生回数情報
http://www.jma.go.jp/jp/quake/
  • 最大震度別地震回数表
http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/2016_04_14_kumamoto/yoshin.pdf

この表をご覧いただくと分かるとおり、14日~22日までの間に震度1以上の地震が熊本・大分で815回も起こっています。この回数も異例のことです。

なお、この地震で死者59人(内震災関連死11人)、行方不明者2人、負傷者は九州全体で1345人。家屋への被害は全壊半壊だけでも3000棟以上と言われ、甚大な被害をもたらしました。

 

 

■阿蘇山噴火の可能性

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熊本地震が起こった4月16日8時30分頃、阿蘇山の中岳第一火口で小規模な噴火が起こりました。気象庁は一連の地震との関連性は分からないと発表しています。なお、22日に国土地理院は本震の影響で中岳火口付近が約20センチ沈んだと発表しました。ただし、地理院の総括研究官である藤原智さんは「地震が何らかの影響を及ぼしたことは間違いないが、火山活動との関連は分からない」とおっしゃっています。

なお、阿蘇山は30万年前から9万年前までの間に4回も破局噴火を起こしています。破局噴火とは地下に溜まったマグマが一気に地上へと放出される大規模噴火のことで、地球規模の環境変化や生命体に影響を及ぼすほどの威力があります。

この破局噴火数千年に一度あるかないかのことで、日本では江戸時代の1783年に起こった浅間山噴火がこれに当たります。この噴火で1624人の犠牲者が出ました。

破局噴火が起こる前はマグニチュード9ぐらいの地震が起こるようですし、火山活動を行っていない期間が長ければ長いほど、噴火の規模も大きくなります。今回の地震が阿蘇山の噴火と関連性があるとは誰も明確には答えを出していません。しかし、大規模な噴火があるときは火山性地震が起こります。阿蘇山では火山性地震を「火山の近くで発生する、震源の深さが10km以浅の地震」と定義しているのですが、震源地熊本県阿蘇地方で16日03時55分頃起こった震源の深さ約10km、地震の規模(マグニチュード)は5.8、最大震度6強の地震はこの火山性地震に当てはまるのではないかと考えています。

今現在の火山活動が落ち着いているため、すぐに大爆発が起きるとは予想されていませんが油断はできない状況なのではないかと思います。

 

 

■南海トラフ地震との関連は?

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今回起こった熊本地震で、南海トラフ地震が誘発されて起こるのではないかと言われています。現に地震学者で「南海トラフにエネルギーが溜まってきたため、熊本地震が誘発されたと思われる」と言っている人もいます。熊本地震で南海トラフ地震が誘発されるのではなく、南海トラフが影響して熊本地震が起こった……。文章にすると似ているようで意味がまったく違いますね。南海トラフ地震はマグニチュード8~9の地震が100~200周期で起こっていることから、油断できない状況であることは間違いありません。

また南海トラフ地震が起こる前は火山活動が活発化することが言われています。先に述べた阿蘇山噴火が関連してくるのか。とても気になるところです。

なお、東日本大震災との関連はほぼないと言ってもいいでしょう。東日本大震災は宮城県沖と福島県沖と茨城県沖にあるプレートがずれることで起こった海溝型地震なので、地震の原因がそもそも違います。

ただし、南海トラフ地震との関連性は否定できないので、今後備える必要はあるでしょう。

 

 

■まとめ

今まで地震とはほぼ無縁で生活してきた九州を襲った大規模な地震。

この地震で九州にも地震を起こす断層が複数あることを知りました。きっと自分と同じように身近に起きて初めて知る人が多かったと思います。しかも、観測史上初のことばかりで今後についても予想がつかないため、このまま南海トラフ地震という更に大規模な地震に繋がるのではないかという不安も拭うこともできません。

また余震の多さからライフラインや交通手段の復旧や、倒壊した建物の片付け等思うように進んでいないのが現状です。長期化する避難生活に、震災関連死の被害も多く出てきております。支援の手が一刻も早く被災地に届くことと、被災された方たちが早く安らかに眠りにつける日がくることを願わずにはいられません。

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