先日、プロボクシングで井上尚弥選手が3階級制覇を成し遂げて盛り上がりましたよね。
最近のボクシングは次から次へと強いボクサーが誕生しています。
それはプロだけでなくアマチュアにも該当することなんですね。
6月2日放送予定のミライ☆モンスターではアマチュアボクシングの松本圭佑選手が紹介されます。
この番組で注目を浴びるということは将来オリンピックでメダル、もしくはプロでもチャンピンになることが期待されているということです。
もしかしたら両方叶えるかもしれません。
そんな可能性がある松本圭佑選手ってどんな人物なのでしょうか?
今回はこの松本圭佑選手にスポットを当ててみました。
大学はどこ?
これまでの戦績は?
トレーニング方法は?
髪の毛が病気って本当?
これら松本圭佑選手に関わる疑問について調査しましたので、本人のプロフィールとともに紹介します。
松本圭佑選手のプロフィール
まずは松本圭佑選手のプロフィールをどうぞ。
名前:松本圭佑(まつもと けいすけ)
生年月日:1999年7月17日
出身地:神奈川県
身長:172センチ
参照記事:matome.naver.jp
松本圭佑選手は1999年生まれの現在18歳です。
なぜボクシングを始めたの?
男の子が選ぶスポーツって野球やサッカーがポピュラーだと思います。
その他のスポーツって家族がやっていたりする可能性が高いです。
ボクシングって殴るスポーツなので、お父さんやお母さんは自分の子供にさせようとは、あまり思わないような気がします。
なぜ松本圭佑選手はボクシングを始めたのでしょうか?
調べてみたところ、どうやらお父さんの弘司さんに無理やりやらされたようですね。
□お父さんは元プロボクサー
上記で紹介した井上尚弥選手のお父さんはボクシング経験者でトレーナーも務めています。
これは引退しましたが同じく3階級制覇を成し遂げた井岡一翔さんや亀田興毅さんも同じです。
ボクシング経験者は子供にもやらせたがるものなんですかね。
松本圭佑選手のお父さんの弘二さんも「松本好二」というリングネームで活躍した元プロボクサーです。
現役時代はフェザー級で日本王座と東洋太平洋王座を獲得しています。
ちなみにアマ時代はインターハイで準優勝経験があり、プロの戦績は33戦26勝(12KO)5敗です。
現在は大橋ボクシングジムでトレーナーを務めています。
実は弘二さんは大橋ジムのトレーナーとして
・川嶋勝重さん(元WBCスーパーフライ級王者)
・八重樫東選手(WBAミニマム、IBFライトフライ、WBCフライ級王者)
・細野悟選手(東洋太平洋フェザー級王者)
この3選手を育成しており、トレーナーの最高の賞である「エディ・タウンゼント賞」を受賞しています。
□急にやる気になる
小学校3年生からボクシングを始めた松本圭佑選手。
しかし最初は無理やり始めさせれたせいか、あまりボクシングにやる気がなかったようです。
しかし小学校中学年時にダイエット目的で一生懸命練習した結果、みるみる実力が上がります。
それからボクシングが面白くなり、ハマり始めるんですね。
当時について
「残酷ですけど小4の時にスパーリング大会で左ボディーを打ったら相手がうずくまった。本当に気持ち良かった。それまでは戦うなんて、とんでもない感じでした」
参照記事:sponichi.co.jp
実は松本圭佑選手のお爺ちゃんの弘さんも元プロボクサーであることがわかりました。
3代続けてボクシング選手とは・・・・松本圭佑選手がボクシングに夢中になったのは偶然ではなく運命なのでしょうね。
またお父さんも名トレーナーなので教え方だけじゃなく、モチベーションの上げ方が上手だったのではないかと思います。
□なぜバンダナを巻いているのか?
松本圭佑選手はよくバンダナを巻いています。
ファッションなのかな・・・と思いましたが、実は病気の影響だったんですね。
松本圭佑選手は脱毛症を患っており、それを隠すためにバンダナを着用していました。
実は弘二さんが無理やりボクシングをさせた理由がこの脱毛症なんです。
これについて
「実はこの子は脱毛症なんです。小学校に入学した時に1カ月ほどで毛が抜け落ちて。このまま、髪の毛がないまま生きていくかもしれない。サッカーも野球も塾もイヤと言うし、ボクに教えられるのはボクシングしかないので、小3の夏休みからやるようになった。子供の世界はちょっと強いと一目置かれるじゃないですか」
参照記事:sponichi.co.jp
このように述べています。
現在は症状が改善しておりバンダナは着用していません。
これまでの戦績は?
松本圭佑選手のこれまでの戦績ですが、
まず小学校5年生の時にU-15の大会で優勝します。
「U-15」というのは15歳以下という意味で、中学生も参加している大会を優勝するんですね。
中学2~3年生って体が成長しているので体格的に不利だと思うのですが、そのハンデも関係ないくらい強かったんですね。
そして中学卒業までにU-15の大会を5連覇します。
まさに敵なし!!
高校はみなと総合高校に入学し、まず全国高校選抜大会を優勝します。
そして翌年の全国高校選抜大会も優勝しますが、インターハイでは3年連続準優勝です。
なんで優勝できないんですかね。
これはあるライバルの存在がいるからです・・・・これについては後ほど・・・。
インターハイで優勝を逃しても、実力は全国トップレベルなのは間違いありません。
なぜ強いのか?
松本圭佑選手はなぜボクシングが強いのでしょうか?
才能があるのはわかりますが、それ以外の部分について調べてみました。
□父が名トレーナー
やはり最初はお父さんが世界チャンピオンを育てた経験のある名トレーナーであることが挙げられます。
いくら選手が高い才能を持っていたとしても、教える側が無能では勝つことができません。
しかも無茶なことをして怪我をしてしまうリスクもあります。
それに対してお父さんの弘二さんは指導方法が見事なのでしょう。
また選手とトレーナーは信頼関係がなければ強くなりません。
松本圭佑選手はお父さんについて
「トレーナーとして世界王者を教えているのを見てきました。ボクの誇り。言われたことは素直に聞き入れられますね」
参照記事:sponichi.co.jp
このように述べています。
このセリフから、どれだけ信頼関係が厚いかわかりますね。
□刺激を受ける環境
スポーツ選手が大成する条件はいくつかありますが、その中の1つに「環境」が挙げられます。
才能があっても努力をする環境が整っていなければ、上に行くことは困難です。
しかし松本圭佑選手の場合、練習している大橋ジムには多くのプロボクサーが在籍しており、世界トップレベルの井上尚弥選手や八重樫東選手が近くにいるんですね。
環境については
「めちゃくちゃ刺激的です。2人とも大きな存在なのに練習にこまめに取り組むし優しい。八重樫さんは“けいちゃん、けいちゃん”って気安く声を掛けてくれます」
参照記事:sponichi.co.jp
このように述べており、仲が良い八重樫東選手からはボクサーとしての心構えも教わっているのでしょう。
□ライバルの存在
昔から日本には「切磋琢磨」という言葉があります。
これはライバル同士が競い合って、お互いに実力を高めていくことを言います。
松本圭佑選手には高校時代に堤駿斗選手(習志野高校)というライバルがいました。
2人は中学時代から高校卒業まで計4回対戦しています。
中学時代は松本圭佑選手が2回勝利していますが、高校になってからは堤駿斗選手が2連勝しています。
※青が松本圭佑選手です。
堤駿斗選手はアマチュア最高峰である全日本選手権を優勝するだけでなく、アマチュア11冠達成という化け物的な成績を残しています。
このライバルを倒すために努力してきたことが、今の実力につながっているのでしょう。
どんなトレーニングをしているの?
松本圭佑選手はどんなトレーニングをしているのでしょうか?
これについては
「朝5時半に起きて6時からロードワーク。1時間ほど走る。学校終わりに2時間ほどジムで練習します。雨が降ったら走らない。火曜日は坂道と階段ダッシュを2時間やって追い込みます」
参照記事:sponichi.co.jp
このように述べています。
大事なのはとにかく走ることなんですね。
やはりスタミナが切れてしまうと手数が減ってしまうからでしょう。
しかしダッシュ2時間って・・・私だったら途中でギブアップするか足がつるかのどっちかです。
大学はどこ?
高校を卒業した松本圭佑選手はどこの大学に通っているのでしょうか?
調べてみたところ東京農業大学であることがわかりました。
東京農業大学はボクシングの名門で過去に複数の選手がオリンピックに出場しています。
そして井岡一翔さん(元3階級王者)、五十嵐俊幸さん(元WBCフライ級王者)も輩出しています。
さらにレベルが高い環境で自分を磨くのでしょう。
ただ今まで二人三脚だったお父さんとは離れてしまいます。
これがどう影響するのか心配ですね。
まとめ
松本圭佑選手は3年連続インターハイ準優勝という成績で、現在は名門東京農業大学に進学しました。
松本圭佑選手を調べてみたところ、強くなった理由は才能だけでなく環境やライバルなど外部的要因がたくさんあることだと感じました。
ライバルの堤駿斗選手は東洋大学に進学したので、大学でも対戦すると思います。
このまま2人ともプロになって、将来は王座統一戦で戦ったら面白いですね。
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