野球でメジャーリーグに挑戦する場合は、ある程度日本のプロ野球で実績を出さなければいけませんよね。
また優秀な中学生は野球の強豪校に入学して、甲子園を目指すのが普通ですよね。
そして甲子園で活躍したり、地方予選で敗退しても実力や能力が認められればプロ野球チームに入団できます。
河南シニアの結城海斗(ゆうき かいと)選手はこの2つの常識を覆して高校に入学せず、メジャーリーグに挑戦しています。
今回はこの結城海斗選手にスポットを当ててみました。
・結城海斗選手ってどんな選手?
・なぜ高校に進学せずにメジャーに行くの?
これらの疑問について調査しましたので紹介します。
結城海斗選手のプロフィール
名前:結城海斗(ゆうき かいと)
出生年:2002年
出身:大阪府羽曳野市
身長:187センチ
体重:68キロ
ポジション:ピッチャー
所属チーム:羽曳野ブラックイーグルス-河南シニア
ロイヤルズ・結城海斗投手、「甲子園よりアメリカで野球をしたい」 #mlbjp #高校野球 #結城海斗https://t.co/2SJmGZ0Zx8
— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) July 8, 2018
結城海斗選手は2002年生まれの現在16歳です。
表題の通りに去年まで中学校に在籍していました。
身長は187センチと大人顔負けの身長をしていますが、体重は68キロと少なめです。
未成年で成長途中なので、体重が軽いのは仕方ないですよね。
しかし体は未完成なのに最高球速143キロをマークしています。
もし筋肉をつけて体重がアップしたら、将来160キロを超えるのではないでしょうか。
これは末恐ろしい。
出身中学はどこ?
【挑戦】
この度、結城海斗選手(河南シニア)が米大リーグ・ロイヤルズとマイナー契約を致しました。
ホンマにスゴいな!
ケガには気を付けて頑張れよ〜!!
皆様、結城海斗選手へのご声援のほど、宜しくお願い申し上げます。#MLB #ロイヤルズ #結城海斗 #河南シニア #REATH pic.twitter.com/YZ2ppe3VX7— reath (@reath_BC) July 7, 2018
結城海斗選手の出身中学はどこでしょうか?
調査してみましたが、大阪府羽曳野市(はびきの市)という情報以外、中学校を特定するような情報は見当たりませんでした。
参照記事:sanspo.com
そのため結城海斗選手は大阪府羽曳野市の中学校を卒業している可能性がありますが、さすがにどこの中学校かまでは情報がありませんでした。
ちなみに、羽曳野市の中学校は現在5校となっているようです。
➣誉田中学校
➣高鷲中学校
➣高鷲南中学校
➣羽曳野中学校(平成30年4月1日付けではびきの埴生学園に移行しました。)
➣峰塚中学校
➣河原城中学校
□なぜ中学校の野球部に所属しないの?
結城海斗選手の出身中学校がわからない理由として、中学校の軟式野球部に所属せず河南シニアで活動していたことが挙げられます。
中学校の野球部な軟式球を使用していますが、シニアチームは高校野球やプロ野球と同じ硬式球を使用しています。
高校から硬式野球を始めるより、中学校時代から硬式球に慣れていたほうがいいんですね。
今年の春の選抜大会に出場した高校では硬式経験者が420人、軟式経験者が228人というデータが出ています。
参照記事:https://www.bbm-japan.com/_ct/17167560
また現在活躍しているプロ野球選手のほとんどがシニアやリトルリーグ出身者であるため、中学時代に硬式野球を始めることは甲子園やプロへの近道と考えてよいと思います。
□中学時代の実績は?
結城海斗選手は河南シニアのエースとして活躍するだけでなく、2017年に開催されたリトルシニア全米選手権で日本代表にも選ばれています。
つまり中学生のなかではトップクラスのプレイヤーなんですね。
大阪出身ということで大阪桐蔭高校や履正社高校からスカウトを受けましたが、それを断りメジャー挑戦の道を選びました。
なぜメジャー挑戦を選んだのでしょうか?
アメリカの野球を選んだ理由
イケメンで高身長の結城くん(元河南シニア)
ついにロイヤルズとマイナー契約か。もし日本の高校行って、甲子園とか出たら計り知れへんほどの人気やったやろーな(笑)
日本から応援しよ🇯🇵#河南シニア#結城海斗 pic.twitter.com/ZK4ul1Ge0a
— 塩ちゃん@智辯和歌山全力応援! (@akaigundan_cbn) July 7, 2018
結城海斗選手は他の中学生と一緒でもともとは甲子園を目指していました。
しかし大リーグ・ロイヤルズとの契約会見で
「はじめは甲子園を目指していたが、シニア選抜に選ばれアメリカで野球をしたことで、甲子園よりもアメリカで野球をしたい思いが強くなった」
参照記事:headlines.yahoo.co.jp
このように述べていました。
どうやらアメリカで本場の野球を経験したことで、自分の実力を試してみたくなったようですね。
□高校野球を経験しないメリット
高校野球を経験しないメリットとして、「肩や肘を壊さない」ということが挙げられます。
最近の高校野球は分業制が進んでいますが、それでもエースに負担がかかる部分は多いです。
そのため肩や肘に負担がかかり、故障してしまう危険性があります。
その点、アメリカでは根性論先行の連投はないと思うので故障の危険性は低いでしょう。
また野球部特有の理不尽な上下関係もないことも挙げられます。
これはその野球部によって異なりますが、変な上下関係によって潰された中学生は多いと思います。
こういう煩わしい人間関係がないのもメリットでしょう。
□全て自己管理?
一方アメリカで野球を始めても、すぐにメジャーデビューできるわけではありません。
メジャーに昇格するにはルーキーリーグ、1A~3Aを昇格しなければいけません。
当然ながら各部で結果を出さなければ、メジャーでプレーできません。
そして体調やメンタルのコンディションは、自分で調整しなければいけないんですね。
異国の地では普通に生活するだけでも、ストレスを抱えることがあるでしょう。
結城海斗選手は野球で結果を出すためには
・自己管理
・環境への適応
これを完璧にしなければいけないでしょう。
まとめ
結城海斗選手は自分の夢のために、通常のルートとは違う道でメジャーリーグに挑戦しました。
この挑戦を無謀と考えている人もいるでしょう。
しかし、あの野茂英雄投手が初めてメジャーに挑戦した時も否定的な意見が多くありました。
ただ結果を出してアンチを黙らせました。
確かに今回のことは前例がないので成功するかわかりません。
しかし自分の夢のために、リスク承知で一歩踏み出した結城海斗選手は立派だと思います。
結城海斗選手の今後の活躍に期待ですね!
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