ブルセラ症(病)の症状やプールで感染する可能性は?人への影響や犬猫の検査費用についても

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地球温暖化などの環境の変化でしょうか?

今までに例がない新しいタイプの感染症のリスクが発生しています。

その名もブルセラ症と言います。

この病名を初めて聞く人もいるでしょう。

油断しないでください、もしかしたら今後あなたがブルセラ症を発症してしまうかもしれません。

予防と知識を知る意味で、今回はブルセラ症にスポットを当ててみました。

・ブルセラ症ってどんな病気?
・原因は?
・プールで感染する可能性は?
・人体への影響は?
・犬猫の検査費用は?


このようにブルセラ症に関するあらゆる疑問について調査しましたので、これから紹介していきます。


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□ブルセラ症ってどんな病気?

まずはブルセラ症の基本的な情報を説明します。

ブルセラ症とはブルセラ属菌という菌の感染症のことを言います。

この感染症の特徴として人獣共通感染であることが挙げられます。

人獣共通感染とは動物から人へ感染することなんですね。

つまり動物に多く触れている人ほど発症の危険性が高いということです。

厚生労働省のホームページでは



 本症はウシ、ブタ、ヤギ、イヌ及びヒツジの感染症であるが、原因菌(Brucella abortus、 B.suis、 B.melitensis、及びB.canis)がヒトに感染して発症する。波状熱、マルタ熱、地中海熱などの名前でも呼ばれる。


参照記事:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-04-28.html

このように定義されています。


どこの地域で発生しているの?

ブルセラ症の発生地域として地中海地域、南北アメリカ、東ヨーロッパ、アジア、アフリカ、中東が挙げられます。

これを見ると世界中のほとんどの地域で発症のリスクがあるということですね。

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□原因は?

ブルセラ症の原因って何でしょうか?


経口感染

まずは経口感染が挙げられます。

経口感染とは飲食物、つまり口の中に入ることで感染することを言います。

感染体の動物から作られた乳製品、肉等が過熱や殺菌が不十分だった場合に、それを食べるとブルセラ症に感染することがあります。


接触

次に感染体の動物への接触です。

直接触ることでブルセラ症の危険性があるんですね。

もし傷がある手で動物に触れてしまうと発症するかもしれません。

このことから一般人より酪農・農業従事者や獣医師が発症の可能性が高いとされています。


吸入

感染体動物の周辺で呼吸してしまうと、ブルセラ菌が体内に入り発症してしまいます。

これも酪農・農業従事者や獣医師の発症リスクが高いです。

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人同士の感染はあるの?

実はブルセラ症は人同士の感染があります。

それは授乳、性交、臓器移植による感染です。

しかし、これは非常に稀なケースです。



□どんな症状なの?


ブルセラ症はどんな症状があるのでしょうか。

ブルセラ症の潜伏期間は1~3週間と言われています。

しかしこれには個人差があり、多い時には数か月になることもあります。

症状の大きさも人それぞれで、軽症の場合は普通の風邪と一緒です。

それなので「熱っぽいな」と思ったら、ブルセラ症の可能性も考えられます。

その他の症状は下記の通りです。

・倦怠感
・発熱
・発汗
・腰背部痛
・関節痛
・悪寒
・関節炎
・リンパ節腫脹
・肝腫
・中枢神経症状

これらがあります。

また合併症もあり

・仙腸骨炎
・心内膜炎
・肺炎
・骨髄炎
・膵炎


を引き起こす危険性もあります。

もし治療を受けていないと約5%の確率で死亡することがあります。

またその死因の大半は心内膜炎です。

男性に関しては発症者の5人に1人は精巣上体炎、精巣痛があらわれます。

いろんな病気と症状が似ているので、自分がブルセラ症と気づかない可能性があります。

そのため酪農・農業関係者は体調を崩した時に「ブルセラ症かも?」と頭の片隅に入れておいたほうがいいでしょう。


□ブルセラ症の診断と治療について


もし自分がブルセラ症かもしれないと思った時、どうしたらいいでしょうか?


診断

まずは病院に行きましょう。

上記のように他の病気と症状が似ているので検査が必要になります。

検査もいろいろありますが、ブルセラ症の検査は

・培養検査
・血液検査


この2つがあります。

培養検査は血液を採取し、細菌を増殖させる検査です。

そして血液検査では血液中に含まれている抗体も測定します。


治療について

治療は抗菌薬を体内に投与します。

普通はドキシサイクリンという抗菌薬を経口投与します。

そしてストレプトマイシンもしくはゲンダマイシンという抗菌薬を体内に注射します。

もしくはリファンピシン、シプロフロキサシンという抗菌剤を経口で投与します。

つまりドキシサイクリン+他の抗菌薬という組み合わせなんですね。


□プールで感染する可能性は?

夏と言えばプールですよね。

このプールでブルセラ症に感染する可能性はあるのでしょうか。

これは上記のように人間同士の感染は稀ですし、一般的にプールは消毒されていますから、感染の可能性は極めて低いと思います。


むしろ、ブルセラ症より、プール熱や結膜炎など一般的な感染症対策が大事ですし、抵抗力が弱っている時にはプールに行かないことを徹底する方が予防になりますね。


感染症について詳しくは下記の資料をご覧下さい。
※症例の写真が掲載されているので、ダメな方は閲覧しないようにご注意ください。

東京都福祉保健局の感染症に関するPDFファイル


□犬、猫の検査費用について

「もしペットから感染したらどうしよう」と心配になっている人もいるでしょう。

猫は感染対象ではありませんが、犬は感染体動物となっています。

ただペットを飼っている犬というより、犬の繁殖施設のほうが発症の可能性が高いです。

もし犬の繁殖施設で働いている人で、犬の流産が頻発する場合は、ブルセラ症の可能性があるようです。


予防接種はあるの?

病気を予防するためには予防接種が重要です。

ブルセラ症には予防接種があるのでしょうか?

残念ながら犬、人に関しては予防接種用ワクチンはありません。

つまり発症したら病院に行くということです。


犬の検査費用は?

さて犬のブルセラ症の検査費用はいくらなのでしょうか?

これはペット病院によって異なりますが、最低でも2千円以上はするようです。

参照記事:http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=1022688&id=60082507

詳しくは最寄りのペット病院で確認をお願いします。


□一般では起こらないと油断してはいけない

上記の紹介だと動物に接する仕事に、従事している職業の人が感染するイメージがありますよね。

しかし最近では発症したケースがニュースになりました。

これはそのニュース内容です。



長野県に住む40代の女性とその子ども3人が、新種の人獣共通感染症の「ブルセラ症」に感染していたことがわかった。

国立感染症研究所によると、長野県内に住む40代の女性は2018年1月、38度の発熱を繰り返し、ひざの関節痛があったため、検体を調べたところ、既存のブルセラ菌とは異なる、新種のブルセラ菌が確認された。

この女性の長男と次男も、同様の症状がみられるなど、子どもあわせて3人も、ブルセラ菌への感染が確認された。

ブルセラ症は、人から人への感染は極めてまれで、国立感染症研究所は、家庭内で何らかのものを媒介して感染したとものとみている。


参照記事:https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180725-00397129-fnn-soci


上記では人から人への感染の可能性は非常に低いと説明しましたが、今回のケースでは内容の通りに何が原因か判明していません。



土着の感染源の可能性あり

今回の発症ケースの原因について土着、つまりその土地の土に感染菌がついていた可能性があるという意見が出ています。

土が原因となると日本国中全てにおいて感染の可能性が出てきますね。

これは油断できません。


□まとめ

ブルセラ症は動物と人から感染する可能性がありますが、人が原因の場合はほぼありません。

症状は倦怠感、発熱など他の病気と似ているので、ブルセラ症の知識がない人は「自分がブルセラ症かも」という疑いも起きないでしょう。

予防接種ワクチンがないので、症状悪化を防ぐためには、初期の段階で病院に行くのがベストだと思います。

今回のニュースで私もブルセラ症について知ることができました。

まだまだ知らない病気が存在していると考えると怖いですね。

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