夏の甲子園2018が開幕しましたね。
どの試合も楽しみです。
さて、埼玉県の強豪校と言われたら、どこをイメージしますか?
最近だとほとんどの人が花咲徳栄と答えるかもしれません。
皆さん、浦和学院を忘れてもらっては困りますよ。
今年の甲子園に久々に浦和学院が帰ってきました。
しかもその実力の高さから上位進出が期待されています。
その浦和学院でキープレイヤー的存在なのが佐野涼弥(さの りょうや)選手です。
今回はこの佐野涼弥選手にスポットを当ててみました。
・投手としての特徴は?
・進路やドラフト先は?
これらの疑問以外にも怪我やイップスについても調査しましたので、本人のプロフィールとともに紹介します。
□佐野涼弥選手のプロフィール
まずは佐野涼弥選手のプロフィールをどうぞ。
名前:佐野涼弥(さの りょうや)
生年月日:2000年6月24日
身長:178センチ
体重:78キロ
【ドラフト特集】2017ドラフト候補怪物図鑑・特別編~甲子園が遠い名門校の左腕・佐野涼弥(浦和学院)https://t.co/8oubdF64hr#週刊野球太郎 #ドラフト #浦和学院 #佐野涼弥
— 『野球太郎No.030 プロ野球選手名鑑+ドラフト候補名鑑2019』は2月25日発売するぞい (@yakyutarokbs) October 27, 2017
佐野涼弥選手は現在18歳で高校3年生です。
ラストチャンスで甲子園の切符を手にしたんですね。
あと「涼弥」って名前が気になります。
「涼」って入っているんで、「名は体を表す」という意味からクールキャラかもしれませんね。
□投手としての特徴
佐野涼弥選手は最高速度143キロの直球が武器です。
最近の高校球児は150キロを投げる投手が多いので、そんなに驚く数値ではありません。
しかし強烈な縦スライダーと組み合わせられると、そう簡単には打つことはできないでし
ょう。
※2年生時
2年生の春に登板した本庄東戦では16三振を記録しています。
そのほかにカーブとチェンジアップもあり、ますます打者は的を絞ることができません。
□これまでの経歴は?
栃木県出身の佐野涼弥選手は小学校2年生の時に軟式野球を始めます。
そして中学時代に中学の野球部ではなく、栃木下野シニアに所属し硬式野球を始めるんですね。
中学卒業後は浦和学院に入学し、その才能の高さから高校1年生の春からベンチ入りしています。
浦和学院ほどの強豪校だと3年生でも、なかなかベンチに入ることができません。
入学してすぐベンチ入りした佐野涼弥選手がどれくらい才能や実力が高いかわかりますよね。
□イップスと肩の故障について
佐野涼弥(浦和学院)「関東大会優勝を呼び込んだ必殺の縦スライダー」
関東大会4試合で防御率0.00、11.1回を投げ17奪三振の快投を見せた佐野投手の快投に迫ります。そして夏へ向けての課題も語ってくれました。https://t.co/vducdSBWTW#浦和学院 #佐野涼弥— 高校野球ドットコム (@5589com) May 28, 2017
佐野涼弥選手は2年生の埼玉県決勝で登板しましたが、まさかの4回途中まで6四死球と乱れます。
そこからピッチングの調子を落とし始めるんですね。
本人も「まさかここまで崩れるとは思わなかった」と述べています。
それからイップスに近い状態まで症状が悪化したようです。
イップスとは精神的な原因から、ボールのコントロールが難しくなってしまう状態のことを言います。
これは投手にとっては致命的です。
肩の痛みも発症
佐野涼弥選手はその後イップスを克服しますが、すると今度は肩の痛みが発症します。
投げられない状態は、なんと今年の6月まで続いたんですね。
本人としては非常に焦ったと思います。
夏の県予選ではメンバー最後の背番号「20」でベンチ入りしましたが、守備と打撃でチームの甲子園出場に貢献しました。
回復状況は?
佐野涼弥選手の回復具合が気になりますね。
今回の甲子園では背番号「7」の外野手として登録されているので、まだ万全ではないと思います。
県予選では投球をしていないので、甲子園では野手だけかもしれません。
□今後の進路は?
佐野涼弥選手の今後の進路が気になります。
プロ野球にスカウトはその素質を高く評価しており、今年のドラフトで指名される可能性があります。
しかし、やはり怪我の状態が万全ではないので、これがどのように影響するかがポイントです。
広島カープあたりが、育成と回復を兼ねて指名してくれれば面白いかもしれません。
□まとめ
佐野涼弥選手は怪我により、一時チームの主力から外れていました。
その時は他のメンバーのサポートに回ったようです。
やはりいくら才能の高い選手でも、全てが順調に進むわけではないと思います。
ただ佐野涼弥選手は思うように野球が出来ない状態から、現在の状態まで戻ってきました。
まだ万全ではないと思いますが、「一度落ちたところから這い上がってきた」経験はメンタルを強くしたでしょう。
強くなった佐野涼弥選手の甲子園での活躍に期待します。
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