プロアスリートにとって移籍というのは非常に重要です。
なぜなら所属するチームによって環境が全く異なってしまうからです。
バレーボール全日本代表の奥村麻依選手も2018年に移籍を決めています。
ただ移籍理由については詳細がわかっていません。
今回はこの奥村麻依選手の移籍先や退団理由についてスポットを当ててみました。
また出身高校や彼氏などプライベートについても調査したので紹介します。
□奥村麻依選手のプロフィール
最初は奥村麻依選手のプロフィールをどうぞ。
名前:奥村麻依(おくむら まい)
生年月日:1990年10月31日
出身地:山口県
身長:177センチ
体重:67キロ
血液型:O型
奥村麻依選手は1990年生まれの現在27歳です。
奥村麻依選手は後程詳しく紹介しますが、現在全日本代表に選ばれています。
同い年の選手に
1つ上に
1つ下に
島村春世選手
内瀬戸真実選手
このように奥村麻依選手を除いた13人の全日本選手のなかに、同年代が7人もいるんですね。
この数字から、この世代がチームを引っ張っているのがわかりますね。
□これまでの経歴は?
奥村麻依選手はこれまでどのようなバレー人生を歩んでいたのでしょうか?
これまでの経歴を調べてみました。
バレーボールを始めたキッカケは?
奥村麻依選手がバレーボールを始めたキッカケは従姉妹がバレーボールをしていたからです。
そのことがキッカケで小学校3年生からバレーボールを始めます。
バレーボールに限らず、トッププレイヤーって家族や親族が同じ競技をしていたことに影響を受けて始める選手が多いです。
やはり自分に身近な人がやっていると楽しそうに見えるのか、「自分も混ざりたい」と感じるんでしょうね。
ちなみに未来のエースとして注目を浴びている黒後愛選手も、お姉さんの影響でバレーボールを始めています。
飛躍する誠英高校時代
奥村麻依選手は向津具中学校を卒業すると山口県の名門校である誠英高校に進学します。
誠英高校は伝統のオレンジユニフォームが有名で、春高やインターハイには毎年出場しています。
OGには
宝来麻紀子
栗原恵
井野亜季子
これらの全日本選手を輩出しています。
高校時代には春高やインターハイに出場し、国体では優勝を経験しています。
高校卒業後は嘉悦大学に進学し、翌年には全日本代表メンバーに登録されています。
JTマーヴェラス入団
奥村麻依選手は嘉悦大学在学中に全日本代表メンバーに選出されてアジアカップに出場するだけでなく、ユニバーシアード代表にも選出されています。
そして2012年にVリーグチーム・JTマーヴェラスに入団します。
波乱のJTマーヴェラス時代
奥村麻依選手は今年の移籍までJTマーヴェラスに6年間在籍していました。
その間に
・チャレンジリーグ降格
・プレミアリーグ復帰からの準優勝
・黒鷲旗杯優勝
・人生初のキャプテン
このように結構激動のバレー人生を歩んでいます。
そして2018年に移籍のため退団するんですね。
退団について本人は
今シーズンでは、人生初の主将を務めることとなり、なれないことばかりでしたが、選手、スタッフ、会社の方々、応援してくださるファンの皆さまが支えてくださったおかげでやりきることができました。私の人生の中で忘れられないかけがえのない1年になりました。この経験を今後の人生に生かしていきたいです。本当にありがとうございました。
参照記事:http://volleyballplayer.blog.jp/archives/31241386.html
このように述べており、コメントでは移籍理由について触れられていません。
これは気になりますね~。
□移籍先はどこ?
奥村麻依選手はタイのプロバレーボールチーム・ナコンラチャシマに移籍が決まりました。
まだ試合には出場しておらず、世界選手権終了後にチームに合流する予定です。
この移籍について本人は
「移籍が決まって、まっさらな気持ちで初心に戻り、自分を解き放ったような前向きな心境でいる。29日からの世界選手権もこれまで練習してきたことを出し切り、結果につなげられるよう、今年の全日本の集大成として頑張りたい」
このように述べています。
移籍理由は?
奥村麻依選手は2017~18シーズンは前所属先のJTマーヴェラスで主将を務めていました。
その主将が1年後に移籍って・・・・何かあったのか?と思っちゃいますよね。
この移籍理由について調べてみたところ、「東京オリンピックに向けての実力アップ」という説が多く見られます。
あえて環境の厳しいところに身をおいて強くなることを希望したのでしょう。
またタイは近年実力をつけており、東京オリンピックではアジア予選を突破する可能性があります(日本が予選免除であるため)。
そのためタイが選手の実力を上げるべく、国内リーグ強化のために奥村麻依選手にオファーをかけた可能性もあります。
□ブロックがいい!!
ここで奥村麻依選手のプレイスタイルの特徴を紹介します。
やはり「ブロックがいい」ということが挙げられます。
事実、これまでに
2013年 エリツィンカップ2013 ベストブロッカー
2014年 Vプレミアリーグ ブロック賞
2015年 Vチャレンジリーグ ブロック賞
これらの賞を受賞しています。
奥村麻依選手のポジションはミドルブロッカーですので、相手の攻撃に全部ブロックを飛ばなければいけません。
それなので、ブロックが優れているというのは非常に良いことなんですね。
シャットアウト中心のブロックではない?
ブロックがいいと相手のアタックをバシバシッシャットアウトしているイメージがありますよね。
しかし奥村麻依選手のブロックはちょっと違うんです。
ブロックについて本人は
「自分が止めて得点を取るというよりも、ワンタッチを取ってレシーブしやすいボールをつなげたい」
参照記事:vleague.or.jp
このように述べていることから、相手のアタックの威力を減らして味方がレシーブしやすいようにしているんです。
これには早く移動してブロックを飛ばなくてはいけないんですね。
またアタックの時も大きな声でトスを呼んでいます。
実はミドルの選手の存在が大きいと、両サイドの選手のブロックのマークが弱くなります。
これについても本人は
「サイドの選手を助けられるように、センターからの打数を増やしたい」
参照記事:vleague.or.jp
このように述べています。
どうやら奥村麻依選手のプレイスタイルは「ONE FOR ALL」の献身的スタイルであることがわかりました。
このスタイルって集団競技では大事なんですよね。
□彼氏はいるのか?
奥村麻依選手に彼氏はいるのでしょうか?
調べてみたところ、特に有力な情報は見当たりませんでした。
現在はフリーの可能性があります。
これからタイに移籍するので、あえて彼氏を作らなかったのかもしれませんね。
□世界選手権出場へ
奥村麻依選手は2018年9月から開催される世界選手権に出場します。
ブロックの感覚について自分の中でずれがあったのですが、アジア大会後の合宿で感覚が戻ってきて、ワンタッチボールも前より取れるようになってきました。スパイクに関してもブロックを見ながら、これまで打っていないコースにも打つ、コースの幅を広げていこうと。
このように大会にむけて述べています。
世界の強豪国選手のアタックは強烈ですので、奥村麻依選手の威力を半減させるブロックが有効だと思います。
□まとめ
奥村麻依選手の移籍先はタイのナコンラチャシマです。
移籍理由は自身の実力アップという説が強いです。
そして彼氏の情報はないのでフリーの可能性があります。
奥村麻依選手は現在、世界選手権に出場しています。
退団や移籍で、もしかしたら十分な用意が出来なかったかもしれません。
それでも自慢のブロックで相手の反撃を封じてほしいです。
私は日本が勝ち上がっていくにつれて、奥村麻依選手のブロックが鍵になると勝手に思っています。
コメントを残す