【箱根駅伝2019】予選会の順位予想と結果は?注目選手と個人記録まとめ

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2018年ももう年末が近くになってきました。

そろそろ来年の年始のことも気になりはじめますよね。

年始のスポーツイベントと言えば箱根駅伝ですよね。

ただしシード権を獲得できなかった大学は、予選会を突破しないと箱根駅伝に出場することができません。

4年生にとっては最後の大会です。

やはり最後は箱根を走って終わりたいですよね。

それでも勝ち上がれる大学は限られています。

だからこそ予選会での戦いが熱いんですね。

今回は箱根駅伝予選会にスポットを当ててみました。

順位予想と結果は?

注目選手は?

個人記録は?

これら箱根駅伝予選会に関する疑問について調査しましたので紹介します。

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□箱根駅伝予選会とは?


箱根駅伝の予選会について知らない人のために、ここで軽く内容を説明します。

箱根駅伝予選会とはその名の通り、箱根駅伝の出場をかけた予選会のことを言います。

今年の箱根駅伝で10位以内にゴールした大学は、シード権を獲得していますので来年の箱根駅伝本選に出場できます。

シード校は下記の通りです。

・青山学院大学
・東洋大学
・早稲田大学
・日本体育大学
・東海大学
・法政大学
・城西大学
・拓殖大学
・帝京大学
・中央学院大学

これらの大学の他に大学男子一部の総合得点が高い「関東インカレ成績枠」で、出場権を得た日本大学も本選出場が決まっています。

それ以外の大学は、本選出場枠「11」をかけて予選会を勝ち抜かなければいけません。

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競技方法について

次は競技方法です。

「本選と一緒で駅伝で順位を決めるんでしょ」と思っているあなた。

予選会は駅伝方式ではありません。

約20キロのコースを各大学12人の選手が走ります。

そして上位10人の合計タイムで競われます。

たとえ1番で走り終えた選手がいたとしても、残りの11人が遅ければ予選敗退となってしまうんですね。

つまり総合力の高くなければ本選に出場できないということです。

ちなみに合計タイムが同じだった場合は上位10名の合計順位が上の大学が上位になります。

さらにそれでも同じの場合は、一番速くゴールした選手の順位で決定します。

こちらが去年の予選会です。

多分同じ練習量と同じ努力をしてきたのに、勝者と敗者ではこんなにハッキリと明暗が分かれてしまいます。

でも動画を見ると箱根駅伝にかける情熱が伝わってきます。

今年も熱いドラマが見られそうですね。

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□開催日程と時間は?

今年の箱根駅伝の予選会は10月13日東京都内にある立川市陸上自衛隊立川駐屯地と国営昭和記念公園で行われます。

時間は午前9時35分~で21.0975キロを走ります。

□箱根駅伝予選会に出場する大学は?

今回の予選会に出場する大学は下記の通りです。

・順天堂大学
・駒沢大学
・神奈川大学
・国学院大学
・中央大学
・大東文化大学
・東京国際大学
・山梨学院大学
・国士舘大学
・上武大学
・創価大学
・明治大学
・専修大学
・東京農業大学
・筑波大学
・亜細亜大学
・平成国際大学
・関東学院大学
・慶応大学
・立教大学
・東京大学
・防衛大学
・麗沢大学
・日本薬科大学
・流通経大学
・桜美林大学
・駿河台大学
・武蔵野学院大学
・明治学院大学
・東京経済大学
・東京情報大学
・東京理科大学
・学習院大学
・上智大学
・一橋大学
・帝京平成大学
・首都大東京
・東京工業大学
・高崎経済大学

この39校が出場権11をかけて戦います。

□注目選手は?

これから箱根予選会に出場する注目選手を数名紹介します。

レダマ・キサイサ(桜美林大学)

最初は桜美林大学のレダマ・キサイサ選手です。

去年の予選会では個人トップでゴールしています。

1年経過してパワーアップしており、日本学生陸上競技対抗選手権大会では5,000mと10,000mで優勝しています。

しかも5,000mに関しては2連覇です。

今年も快走が期待されます。

ただ昨年の予選会はレダマ・キサイサ選手がトップでゴールしましたが、チーム全体では総合21位でした。

本選に出場するにはチーム全体のレベルアップが必要ですね。

塩尻和也(順天堂大学)

次は順天堂大学の塩尻和也選手です。

塩尻和也選手はリオオリンピックで3,000m障害に出場するだけでなく、8月に開催されたアジア大会では同競技で銅メダルを獲得しています。

そう世界レベルの実力なんですね。

5月に開催された関東インカレ10,000mでは28分26秒で3位入賞を果たしています。

塩尻和也選手が他の選手と異なるのは、国際大会を含めて多くの大会を経験していることです。

他大学の選手が緊張している中で、塩尻和也選手はリラックスして走れるんじゃないでしょうか。

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サイモン・カリウキ(日本薬科大学)

日本薬科大学のサイモン・カリウキ選手は、去年の予選会では3位でゴールしています。

そして9月8日開催された全日本インカレの10,000mで優勝しています。

しかも塩尻和也選手を抑えて優勝しているんですね(塩尻和也選手は4位)。

日本一に輝いたことで、いいモチベーションで予選会に臨めると思います。

ただ日本薬科大学は去年の予選会の順位が17位だったため、レダマ・キサイサ選手と同様にチーム全体の実力アップが必要だと思います。

□予選会の順位を予想してみた


いったいどこの大学が箱根駅伝に出場できるのでしょうか?

ちょっと順位(本選出場校)を予想してみました。

順位は下記の通りです。

1位  明治大学
2位  順天堂大学
3位  国学院大学
4位  神奈川大学
5位  中央大学
6位  駒沢大学
7位  大東文化大学
8位  山梨学院大学
9位  上武大学
10位  桜美林大学
11位  日本薬科大学

1位は去年惜しくも本選出場を逃し、リベンジに燃えている明治大学にさせていただきました。

11月に開催される全日本大学駅伝にも出場が決定しており、予選会突破の確率も高いと思います。

2位はこちらも去年シード権を逃した順天堂大学です。

塩尻和也選手を中心に総合力は断トツだと思います。

3位~6位は特に差はないかなと個人的に感じています。

そのなかで全日本駅伝の出場権を得ている国学院大学を3位にさせていただきました。

7位の大東文化大学、8位の山梨学院大学は、全日本駅伝関東予選で惜しくも本選に出場できませんでした。

ただし大東文化大学は42秒差、山梨学院大学は1分3秒差であり、いずれも予選会を突破できる総合力があると思います。

9位の上武大学は10年連続で予選会を突破しており、予選会の勝ち方を知っているのではないかと勝手に思っています。

10位桜美林大学、11位日本薬科大学はシンプルにレダマ・キサイサ選手とサイモン・カリウキ選手を箱根で観てみたいだけです。

あくまでも私の勝手な予想です。

□過去のドラマ

過去の予選会のドラマを1つ紹介します。

まずはこの動画をご覧ください。

これは去年の箱根駅伝予選会の動画です。

やはり驚いたのは一昨年の伝統校・中央大学が箱根駅伝予選敗退したことです。

敗退が決定した時の1年生キャプテン船津彰馬選手の涙まじりにコメントしています。

1年生ですがキャプテンとして責任を感じていたはずです。

そして翌年は見事に出場権を獲得し、その瞬間の歓喜に見ているほうも涙が出ます。

これはほんの一部であり、各大学には熱くなるようなエピソードが必ずあるはずです。

今年の予選会はどんなドラマが起こるのでしょうか。

□結果速報!!


箱根駅伝予選会が開催されました。

いったいどの大学が箱根駅伝に出場するのでしょうか?

気になる順位は下記の通りです。

1位   駒澤大学   10時間29分58秒 53年連続53回目
2位   順天堂大学  10時間36分58秒 8年連続60回目
3位   神奈川大学  10時間39分16秒 9年連続50回目
4位   国学院大学  10時間40分38秒 3年連続12回目
5位   明治大学   10時間41分06秒 2年ぶり60回目
6位   東京国際大学 10時間41分15秒 2年連続3回目
7位   大東文化大学 10時間42分16秒 7年連続50回目
8位   中央大学   10時間42分55秒 2年連続92回目
9位   国士館大学  10時間45分39秒 3年連続47回目
10位  山梨学院大学  10時間46分27秒 33年連続33回目
11位  上武大学    10時間46分51秒 11年連続11回目

なん2位の順天堂大学に5分以上の差をつけて駒沢大学が優勝しました。

そして個人成績は下記の通りです。

1位 レダマ・キサイサ 桜美林大 1時間00分44秒
2位 塩尻和也 順天堂大 1時間01分22秒
3位 ライモイ・ヴィンセント 国士舘大 1時間01分49秒
4位 ドミニク・ニャイロ 山梨学院大 1時間01分50秒
5位 片西景 駒澤大 1時間01分50秒
6位 堀尾謙介 中央大 1時間01分57秒
7位 浦野雄平 国学院大 1時間02分02秒
8位 阿部弘輝 明治大 1時間02分16秒
9位 ジェームズ・ブヌカ 駿河台大 1時間02分22秒
10位 サイモン・カリウキ 日本薬科大 1時間02分23秒

注目の桜美林大学レダマ・キサイサ選手は序盤からトップを走り、そのまま1位にゴールしています。

タイムは2位の塩尻和也選手に40秒ほど差をつけており、圧巻の予選会2連覇です。

しかし桜美林大学は11時間6分16秒の総合21位で予選敗退しています。

やはり駅伝は絶対的エースがいたとしても勝てないんですね・・・。

もう1人の注目選手、日本薬科大学のサイモン・カリウキ選手は10位と去年より順位を落としています。

日本薬科大学は11時間4分55秒というタイムで総合19位で予選敗退しています。

□駒澤大学、圧勝で突破!!


今年の箱根駅伝では優勝候補に挙げられながらも、まさかのシード落ち12位という成績で終えた駒澤大学。

名門としては、このまま黙っているわけにはいきません。

予選を突破するべく厳しいトレーニングや練習を行い、夏合宿の1,000m10本のスピード練習では10人以上が設定タイムをクリアしています。

蓋を開けてみれば圧勝という形に終わり、この成績について大八木弘明監督は

「こんなにいいタイムで走ってくれるとは思わなかった。油断せず、あと2つ(全日本、箱根)でいい勝負ができれば」

参照記事:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181013-00000172-sph-spo

このように述べており、圧倒的な勝利に驚きつつも本選にむけて気を引き締めています。

最上級生には今年の箱根駅伝を経験している選手が6人も残っています。

この圧倒的予選突破で駒澤大学は、本選での優勝候補に一気に名乗りでましたね。

□明治大学、悲願の本選出場


昨年の箱根駅伝予選会。

名門。明治大学が予選敗退という衝撃が起こりました。

しかし当時は現在の4年生は全員不調でメンバーには入らず、しかもエースが頭痛により急遽欠場という状態でした。

チームとしては最悪のコンディションでしたが、それを払拭することができず13位で予選を敗退しました。

リベンジを果たすべく、今年の予選に参加した明治大学は見事5位で予選を通過しました。

この結果に山本佑樹監督は

「プラン通りのレース展開で、選手もしっかり走ってくれた。それがゆえ、トップ通過を目指していたのでそこは反省点。去年、本戦出場権の逃し、プレッシャーもあったけれど、今はほっとしています」

参照記事:https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20181013-OHT1T50170.html

このように述べており、予選突破に安心しつつも、優勝できなかったのは納得いっていないようです。

地獄から這い上がってきたチームは本当に強いです。

明治大学・・・・本選では予選より実力を発揮するはずです。

□やっぱり強い上武大学


最後11枠目に滑り込んだのが上武大学です。

これで上武大学は11年連続11回目の本選出場です。

今回の予選の前半は合計14位と本選出場ラインから外れていました。

しかし後半は各ランナーが頑張り、見事ギリギリで本選出場権を獲得しています。

この劇的勝利に近藤重勝監督は

「ベストな状態ではない中でも、チームの力を出しきれた。本戦を戦うには調子を100%に整えなければさらに置いていかれる。しっかり準備したい」

参照記事:https://www.hochi.co.jp/sports/feature/hakone/20181013-OHT1T50195.html

このように述べ、本選出場に喜びつつも、このままでは勝てないと危機感を持っている様子でした。

□エース塩尻激走!!


順天堂大学のエース塩尻和也選手が日本人選手トップの1時間1分22秒という素晴らしい成績でゴールしました(全体2位)。

大学駅伝を知っている人からすると、名門順天堂大学が予選に参加していること自体驚きですよね。

今年の箱根駅伝で順天堂大学は11位でシード落ちしています。

しかも、シード権が与えられる10位とは、わずか14秒だったんです。

たった14秒でもシードと予選参加では天と地の差がありますよね。

その敗戦について本人は

「14秒なら僕がしっかり走れば、なんとかなった。シードを取れなかったのは僕がいい走りができなかったのが要因」

参照記事:https://www.msn.com/ja-jp/sports/news/順大エース塩尻が魂の快走で日本人トップ-%EF%BC%91%EF%BC%94秒差シード落ちの責任背負い/ar-BBOj82S?li=BBfTvMA&ocid=spartanntp#page=2

このように責任を感じていました。

その屈辱を晴らすべく、今回の予選では見事な走りを披露しました。

アジア大会でメダリストである実力派ランナーが箱根に帰ってきます。

本選でも塩尻和也選手の好走に期待しましょう。

□麗澤大学、初出場ならず


本選に出場した大学があれば、惜しくも届かなかった大学もあります。

初出場を狙った麗澤大学は2004年に同好会からスタートしており、他の伝統校に比べれば歴史の新しい大学です。

今回の予選で初出場を目指しましたが、11位の上武大学に1分50秒届かず予選敗退となってしまいました。

1分50秒を10人で割ると、1人あたり11秒・・・・。

「ギリギリ行けない」というのが一番悔しいと思います。

予選を次点で敗退した大学の監督が関東学生連合チームの指揮をすることが慣例となっています。

そのため山川達也監督が選手より、一足早く箱根駅伝を経験することになるんですね。

この山川達也監督は中京大学出身で先輩には名将の青山学院大学・原晋監督がいます。

この原晋監督も青山学院大学就任の年は次点で予選敗退しています。

そして関東学連選抜(現:関東学生連合)を指揮し、翌年の予選を突破して青山学院大学を本選に初出場させています。

今回の麗沢大学の次点敗退に、原晋監督は自分の経験と重なる部分があったのでしょう。

後輩の山川達也監督へ

「選抜チームの監督を務めることで指導者としての経験値が大きく上がる。学生に箱根駅伝の素晴らしさも伝えられる。今回の結果は悔しいだろうが、山川君にはこれをステップに次回こそ初の本戦出場を目指してほしい」

参照記事:https://www.hochi.co.jp/sports/feature/hakone/20181013-OHT1T50241.html

このように暖かいエールを送っています。

麗沢大学、来年の予選会では飛躍するかもしれません。

□まとめ

箱根駅伝の予選会が終了し、本選出場校が出そろいました。

出場校は下記の通りです。
【シードチーム】
・青山学院大学
・東洋大学
・早稲田大学
・日本体育大学
・東海大学
・法政大学
・城西大学
・拓殖大学
・帝京大学
・中央学院大学

【関東インカレ枠】
・日本大学

【予選通過チーム】
・駒澤大学   
・順天堂大学  
・神奈川大学  
・国学院大学  
・明治大学   
・東京国際大学 
・大東文化大学 
・中央大学   
・国士館大学  
・山梨学院大学 
・上武大学   

そして関東学生連合を加えた23チームが本選に出場します。

毎年、熱いドラマが展開される箱根駅伝。

今年は予選突破チームが、王者青山学院大学を倒すのではないかと期待しています。

本選は来年ですが、楽しみで待ちきれません!!

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