現在、全国各地で春高バレー予選が始まっています。
地区によってはすでに代表校が決まっているところもあります。
また熱い戦いが見られると思うとワクワクしますし、毎年超高校級と言われるプレイヤーがいますよね。
もしかしたら、その選手達が将来の全日本代表選手になるかもしれません。
今回はこの春高バレー2019の注目選手にスポットを当ててみました。
実力ある選手だけでなく、才色兼備もしくはイケメンプレイヤーも紹介したいと思います。
その他にも春高バレー2019は、どの高校が優勝するか気になりますよね。
それなので優勝校も予想してみました!!
□注目選手(男子編)
まずは注目選手・男子編です。
2018年の8月にイタリアで開催されたバレーボール世界選手権では、男子代表はまさかの一次ラウンドで敗退してしまいました。
この結果にファンとしては非常に悔しいですが、春高バレー2019の中から将来の全日本代表候補となる選手がいるかもしれません・・・いや、います。
そうなる可能性がある選手を数人ピックアップしました。
水町泰杜 鎮西
最初はやはり前回ゴールデンルーキーとして活躍した水町泰杜選手ですよね。
名前:水町泰杜(みずまち たいと)
生年月日:2001年9月7日
身長:181センチ
体重:72キロ
ポジション:アウトサイドヒッター
【コラム】今、一番ホットな高校生バレーボーラー 水町泰杜を突き動かす純粋な思い(写真:月刊バレーボール)https://t.co/iugUuEq3eh#バレーボール #龍神NIPPON #水町泰杜
— スポーツナビ (@sportsnavi) July 25, 2018
笑顔が愛くるしいと人気急上昇中です。
前回は偉大なるキャプテン鍬田憲伸選手とのWエースで優勝を勝ち取りましたが、今年からは絶対的エースとしてチームを牽引しています。
そして2018年の6月にはU-18代表として、第12回アジアユース男子選手権大会に出場しています。
メンバーのほとんどが年上ですが、中学時代から大きな大会に出場経験が多いことから、キャプテンに任命されたんですね。
大会に臨むにあたり、
「どんなものが通用するのか、どんどん試していきたい。それがハマったときは最高にうれしいですし、吸収して、成長して、日本に帰ってきたいと思います」
参照記事:sports.yahoo.co.jp
このように意気込みを述べて全試合に出場した結果、なんと大会優勝&MVPを獲得したんです。
しかし、大会2連覇を目指して出場したインターハイはフルセットの末、優勝した市立尼崎高校に敗れています。
敗戦について
「試合に向けての準備が足りなかっただけ。ここでやれなかったら、鎮西のエースじゃない。勝負所での1点が取り切れなかったのは、エースとしての力が足りなかった。勝たせられなかったのは自分の責任です」
参照記事:https://the-ans.jp/inter-high/31559/
と、悔しさを語っていました。
もし春高に出場すれば、対戦校から厳しいマークを受けることは間違いありません。
春高2019出場
水町泰杜選手が主力として活躍している鎮西高校が、春高2019の出場を決めました。
熊本県予選の勝ち上がりは下記の通りです。
2回戦 VS 天草工業 2-0
3回戦 VS 文徳 2-0
準々決勝 VS 小川工業 2-0
準決勝 VS 開新 2-0
決勝 VS 城北 3-0
なんと全試合ストレート勝ちという圧倒的な強さを見せて、10年連続31回目の出場を決めています。
ちなみに2、3回戦、準々決勝は相手の得点を1ケタに抑えています。
ラリーポイントで1ケタって・・・なんという強さでしょうか!!
さすが前回王者!!
鎮西高校が連覇を達成できるかに注目ですね。
重藤トビアス赳 荏田
2番目は実力とルックスを兼ね備えている重藤トビアス赳選手を紹介します。
名前:重藤トビアス赳 (しげとう トビアス たけし)
生年月日:2001年2月8日
身長:190センチ
体重:71キロ
ポジション:ウィングスパイカー
重藤トビアス赳
勝利インタビュー pic.twitter.com/QxFKgyGT7J— 森 幹太 (@0727Morikan) November 12, 2017
どうですか!!このキリっとしたルックス!!
重藤トビアス赳選手はお父さんがドイツ人です。
小学校時代は野球とサッカーをしており、中学からバレーを始めました。
もともとは別の高校に進学する予定でしたが、荏田高校の練習を見て気持ちが切り替わります。
高校に入学後に才能はさらに開花し、前回の春高では初戦敗退が続いているチームを3回戦まで牽引しています。
また自身もU-18代表に選出され、第12回アジアユース男子選手権大会に出場しています。
ルックスと実力を兼ね備えた重藤トビアス赳選手。
春高に出場すれば人気が出ること間違いなし!!
ただ神奈川予選は激戦なので、まずは予選突破に集中ですね。
残念春高の出場逃す
重藤トビアス赳選手のいる荏田高校。
春高連続出場を目指して神奈川県予選に挑みましたが、準決勝で弥栄高校にセットカウント2-0で敗れて春高出場を逃しました。
重藤トビアス赳選手はイケメンなので、もし春高2019に出場していれば間違いなく注目を浴びていたでしょう。
やはり神奈川県は激戦区なので、そう簡単に出場できないんですね。
重藤トビアス赳選手、高校3年間のバレー生活お疲れさまでした。
次のステップで活躍することを期待します。
佐藤駿一郎 東北
3番目は東北高校の佐藤駿一郎選手です。
名前:佐藤駿一郎(さとう しゅんいちろう)
生年月日:2000年5月17日
身長:204センチ
体重:94キロ
ポジション:ミドルブロッカー
2018.08.26
日本対インド#佐藤駿一郎 選手#アジア大会#バレーボール#ジャカルタ#gelorabungkarno-Tennis Indoor, pic.twitter.com/epQIZ2l5W6— *yu-ki* (@ym15wc) August 27, 2018
佐藤駿一郎選手は204センチという高身長が魅力です。
高校生のバレーボール選手って180センチくらいの身長がありますが、それでも佐藤駿一郎選手が頭1つ大きいのがわかります。
2018/10/27
📺『S-PARK』全日本バレー高校選手権
204cmの超高校級✨日本代表に選ばれたスーパー高校生!
東北高校/3年 204cm
佐藤駿一郎選手春の高校バレー 2018
《男子決勝》
東北高校 vs 仙台商業
(セットカウント3-0)
東北高校、6年ぶり28回目の出場!#佐藤駿一郎 #春高バレー pic.twitter.com/feV2TumHEM— えり♪ (@next4761211) October 27, 2018
佐藤駿一郎選手は水町泰杜選手や重藤トビアス赳選手のようにU-18代表には選ばれていません。
これは実力がないから選ばれなかったわけではありません。
将来を期待されているので、1世代上のU-20代表に選ばれていたからなんです。
超高校生級のブロックはかなり驚異です。
春高では相手のスパイクを何本シャットアウトするのでしょうか?
非常に楽しみですね。
春高2019出場
佐藤駿一郎選手の東北高校は宮城県予選を優勝し、見事春高2019の出場を決めています。
東北高校は宮城県では29回の出場を誇る名門校でした。
しかし、ここ数年は他の高校に代表権を奪われていました。
しかし佐藤駿一郎選手達の活躍により、今回6年ぶりに春高の出場を決めています。
決して古豪とは言わせません。
佐藤駿一郎選手のブロックにかかってしまえば、どんなアタッカーでも苦戦するはずです。
□注目選手(女子編)
続きまして女子編です。
全日本女子代表はバレーボール世界選手権では、惜しくもメダルに手が届きませんでした。
東京オリンピックでメダルを獲得するために、この世代から選手を選出するかもしれません。
これから実力のある注目選手を数名紹介します。
石川真佑 下北沢成徳
最初はやはり下北沢成徳高校の石川真佑選手ですよね。
名前:石川真佑(いしかわ まゆ)
生年月日:2000年5月14日
身長:172センチ
体重:68キロ
ポジション:アウトサイドヒッター
お兄さんは全日本男子代表のエースである石川祐希選手です。
この2人さすが兄妹だけあって、ちょっと顔が似ていますよね。
実力も高いですが、可愛らしい雰囲気もいいですね。
1年生から出場していた春高も今回がラストとなりました。
1年生の時は絶対的エース黒後愛選手の活躍により大会優勝。
前回はベスト4で敗退し、涙を流していました。
※47秒から
「打倒金蘭会」を掲げて練習を繰り返し、出場した2018年のインターハイ。
決勝はその因縁の相手・金襴会高校です。
前回の春高では石川真佑選手に頼りっ切りの部分がありました。
この試合では全員攻撃に切り替えたところ、見事ストレートで金蘭会高校を倒して優勝を果たしています。
さらに国体でも金蘭会高校を倒して優勝しています。
兄の石川祐希選手は高校3年生の時に3冠(インターハイ、国体、春高優勝)を達成しています。
もしかしたら石川真佑選手も春高を優勝して、兄妹3冠達成かもしれません。
これは楽しみです。
春高2019出場
石川真佑選手の下北沢成徳高校が東京都予選を優勝し、春高2019の出場を決めています。
東京都は開催地代表枠を含めて、出場枠が3校あります。
他の県より出場しやすいと思うでしょうが、東京都ベスト4の高校はいずれも全国トップクラスです。
ですので、予選を突破するのが非常に大変なんですね。
下北沢成徳高校は強豪ひしめく東京都予選をストレートで突破しています。
インターハイ、国体を優勝している下北沢成徳高校。
石川真佑選手は「3冠達成」という形で有終の美を飾ってほしいですね。
吉田あゆみ 古川学園
次は古川学園の吉田あゆみ選手です。
名前:吉田あゆみ(よしだ あゆみ)
生年月日:2000年8月7日
身長:174センチ
体重:58キロ
ポジション:アウトサイドヒッター
吉田あゆみ #古川学園#吉田あゆみ
##春高バレー2017 pic.twitter.com/CuW0LQr3Fu— ☆彡ⓞⓘⓛ彡(•ө•)♡(。・ө・。) (@OIL_RAINMAKER) July 29, 2017
吉田あゆみ選手は前回、前々回の春高バレーにも出場しています。
そして今年はU-19代表に選出されて、第19回アジアジュニア女子選手権大会に出場しています。
代表選出について緊張や不安を感じているかと思いきや、本人は「このチャンスを生かし、自分の最高のパフォーマンスを出したい」と前向きな発言をしています。
なんという強心臓!!
私ならプレッシャーで胃潰瘍になってしまいます。
そしてエースとして出場した本選では日本チームを優勝に導いています。
さらにさらに、ベストアウトサイドスパイカー賞を受賞しているんですね。
宣言通りに最高のパフォーマンスをアジアの舞台で披露しています。
勢いそのままに2018年夏のインターハイに出場しましたが、決勝トーナメント2回戦で優勝した下北沢成徳高校に敗れてしまいました。
いずれのセットも20点超えのナイスゲームでしたが、「もし下北沢成徳を倒していたら、自分達が優勝していたかも・・・」と考えると悔しいですよね。
優勝チームを追い込める実力があるのですから、本番までにトレーニングや練習を積めば全国制覇できる実力がチームにつくはずです。
古川学園が優勝できるか否かは、エースの吉田あゆみ選手次第と言ってもいいでしょう。
世界の舞台を経験した吉田あゆみ選手が、どれだけ春高で大暴れするか楽しみです。
春高2019出場
吉田あゆみ選手の古川学園も宮城県大会を優勝し、14年連続39回目の春高出場を決めています。
宮城県は古川学園が強すぎて「古川学園が出て当たり前」というイメージを持ってしまいますよね。
でも選手達は相当なプレッシャーに打ち克っていると思います。
インターハイでは優勝校・下北沢成徳高校を追い込みながらも敗れてしまいました。
果たしてリベンジできるのでしょうか?
注目です。
園田風音 東九州龍谷
次は園田風音選手です。
名前:園田風音(そのだ かおん)
生年月日:1991年9月4日
身長:161センチ
体重:53キロ
ポジション:セッター
閉会と授賞式
第19回アジアジュニア女子選手権大会(U-19)https://t.co/gMAkmcgbRzMVP & Best Setter #園田風音
Best Outside Spiker #吉田あゆみ
Best Libero #大工園彩夏#中川美柚#平山詩嫣#山下晴奈#伊藤麻緒#荒木彩花#安田美南#鴫原ひなた#合屋咲希#西村弥菜美 pic.twitter.com/jwUlcJW5pF— Joe (@JoeKYoh) June 17, 2018
バレーボールにおいてセッターは非常に重要なポジションです。
いくら良いリベロとアタッカーがいたとしても、セッターのトスワークが悪いとアタッカーの持ち味を殺してしまいます。
「今年の高校3年生で誰が№1セッターなの?」という質問が出たら、園田風音選手と答えざるをえません。
名門・東九州龍谷高校に在籍しており、前回は決勝で大阪金蘭会高校に敗れました。
そう目の前で相手の胴上げを見ていたんです。
これは相当悔しかったでしょう。
その悔しさをはね返すかのように、今年に入りセッタースキルがメキメキと上達しています。
相原昇監督が「今年はセッターで勝つ」と豪語しているほど、園田風音選手の実力を評価しています。
今年に入りU-19代表に選ばれて出場した第19回アジアジュニア女子選手権大会では、司令塔としてチームのアジア制覇に貢献しています。
さらにベストセッター賞と大会MVPまで受賞しているんですね。
現段階では高校生№1いや・・・アジア№1と言ってもいいでしょう。
しかし優勝候補と言われた2018年のインターハイでは、準決勝で下北沢成徳に敗れてしまいました。
アジア一になりましたが、日本一はまだ遠いようです。
今回の春高が本人の高校バレーの集大成です。
前回の雪辱として、ぜひ優勝してほしいですね。
春高2019出場
園田風音選手の東九州龍谷高校も大分予選を優勝し、春高2019の出場を決めています。
予選決勝のスコアは
東九州龍谷3-0大分商業(25-11、25-8、25-12)
このように圧倒的な力を見せて優勝しています。
去年の春高は決勝で敗れ、今年のインターハイでは優勝した下北沢成徳高校に負けています。
そう下北沢成徳高校は、その大会の優勝校に負けているんですね。
つまりその高校さえ倒せば、自分達が優勝できたわけです。
そう考えると悔しいですよね。
東九州龍谷高校が優勝できるかは、園田風音選手のトスワーク次第ですね。
大工園彩夏選手 鹿児島南
最後は鹿児島南高校の大工園彩夏選手です。
名前:大工園彩夏(だいくぞの あやか)
生年月日:2000年8月3日
身長:163センチ
体重:59キロ
🏐平成30年度 全国高等学校総合体育大会
【バレーボール女子】🏅ベスト6#石川真佑 選手(下北沢成徳)#野呂加南子 選手(下北沢成徳)#曽我啓菜 選手(金蘭会)#中川つかさ 選手(金蘭会)#平山詩嫣 選手(東九州龍谷)#大工園彩夏 選手(鹿児島南)
💐🎊🎉おめでとうございます❗#東海総体2018 pic.twitter.com/PtoTyO1257
— 😎NBG#63(のべじぃ)🍵二代目林家九蔵🏐16/17岡山参戦❗ (@kuzo884893) August 5, 2018
※右下の赤黄のユニフォームの子です。
「大工園」という苗字は非常に珍しいですよね。
調べてみたところ、鹿児島県を中心に約390人いるようです。
この大工園彩夏選手ですが吉田あゆみ選手、園田風音選手とともにU‐19代表に選ばれ、第19回アジアジュニア女子選手権大会でベストリベロ賞を受賞しています。
在籍している鹿児島南高校は前回の春高に出場しており、つなぎのバレーで披露していました。
前回の春高で大工園彩夏選手は、ウィングスパイカーとして出場していたようです。
攻撃、守備ともにハイレベルということは久光製薬の新鍋理沙選手のようなタイプなのでしょう。
また鹿児島南高校は2018年のインターハイでベスト4に進出しており、全国制覇も夢じゃありません。
鹿児島南高校が春高で優勝するには、大工園彩夏選手の高いレシーブ力が重要です。
春高2019出場
大工園彩夏選手の鹿児島南高校も鹿児島県大会を優勝し、春高2019の出場を決めています。
攻撃、守備の両方が優れている大工園彩夏選手は、相手校からマークがきつくなると思います。
このマークを打ち破って、上位に進出・・・いや優勝してほしいですね。
□優勝校を予想してみた
春高2019の優勝校はどこでしょうか?
一足先に優勝校を予想してみました。
男子
まずは男子ですが・・・・
鎮西
と、予想させていただきます。
前回のスタメン4人が残る国体優勝・洛南、インターハイ王者・市立尼崎も気になりますが、やはりエース水町泰杜選手を中心に鎮西が2連覇を果たすと思います。
インターハイと国体は優勝を逃していますが、春高までにチーム力をアップしてくるでしょう。
女子
次に女子ですが・・・・
下北沢成徳
と、予想させていただきます。
やはりインターハイと国体を優勝しているので、他のチームより1歩前に出ている印象を受けます。
上記でも述べましたが、史上初の兄妹バレーボールタイトル3冠&春高MVPに期待しましょう。
□まとめ
注目選手として
・水町泰杜 鎮西
・重藤トビアス赳 荏田
・佐藤駿一郎 東北
・石川真佑 下北沢成徳
・吉田あゆみ 古川学園
・園田風音 東九州龍谷
・大工園彩夏選手 鹿児島南
この7名を紹介しました。
きっと全員春高で躍動するはずです。
また優勝校は
・男子 鎮西
・女子 下北沢成徳
と予想させていただきました。
今回はどんな熱戦が見られるのでしょうか。
私は1月まで待ちきれません!!
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