春高バレー2019が開幕し、現在熱戦が繰り広げられています。
男子の優勝候補は昨年優勝の熊本県代表の鎮西高校が挙げられています。
鎮西高校と言えば去年スーパールーキーとして優勝に貢献し、2年生でありながらU-18代表のキャプテンも務めた水町泰杜選手が有名ですよね。
「水町泰杜選手が活躍すれば勝てる」とイメージしている人も多いでしょう。
確かにそうかもしれませんが、チームが勝つためには守備もしっかりしなければいけません。
今回は優勝候補鎮西高校の守備の要である荒尾怜音(あらお れおん)選手にスポットを当ててみました。
出身中学は?
進路は?
荒尾怜音選手に関するこれらの疑問を調査するだけでなく、レシーブ力についても調べてみました。
本人のプロフィールと一緒に紹介します。
□荒尾怜音選手のプロフィール
まずは荒尾怜音選手の基本的プロフィールです。
名前:荒尾怜音(あらお れおん)
生年月日:2001年5月1日
身長:173センチ
体重:57キロ
所属:鎮西高校
頭ヨシヨシが初めて綺麗に撮れた!
毛の先まで!!#荒尾怜音 #水町泰杜 #国体少年熊本鎮西対長野松本国際 pic.twitter.com/WLlAXXm2tA— もつさん (@motsusaaan) October 8, 2018
※白いユニフォームが荒尾選手
荒尾怜音選手は2001年生まれの現在17歳で、鎮西高校の2年生です。
レシーブ力が凄いので、どこの大学かVリーグにいくか興味がありましたが、現在2年生なので来年も鎮西高校でプレーします。
今でもハイレベルなレシーブをしているのに、さらに磨きをかけたら3年生時にはどうなってしまうのでしょうか?
これぞまさしく末恐ろしいってやつですね。
リベロとは
バレーボールをあまり知らない人のために、リベロというポジションを軽く説明します。
リベロとは簡単に言うと守備専門のポジションです。
バレーボールはローテーションがあり、守備が苦手な選手が後衛に回った時にリベロの選手と交代することができます。
リベロは守備だけでなく、監督に指示を他の選手に伝えるなど重要な役割も持っています。
ただキャプテンを務めることはできません。
前回の春高ではベストリベロ賞獲得
春高2018終わりました。
目標としていた日本一、取れてよかったです!
3年生に教わったことを忘れずこの経験を活かしてまた成長して、この舞台に戻ってきます!
たくさんの応援ありがとうございました! pic.twitter.com/fj7kgbkANL— 荒尾怜音 (@reon0501931) January 8, 2018
高校1年生時に出場した春高では、見事優勝に貢献しています。
高校3年生の選手がいろんな賞を受賞しているなかで、荒尾怜音選手はベストリベロ賞を獲得しています。
優勝時コメントとして
この大会ではずっと目標にしてきた春高の優勝を達成することができ、まずは安心しているのと、嬉しい気持ちでいっぱいです。今年1年を振り返って、まずはインターハイで優勝しましたが、個人的に決勝で納得のいくプレーができなかったので、そこを国体で晴らしたいと思っていたのですが、国体は初戦で負けてしまいました。悔しい思いをしてきて、3年生が最後の春高で優勝したいという気持ちが伝わってきたので、自分は3年生についていくだけだなと思っていたので、3年生を後ろからサポートできてよかったです。来年は自分たちの代がしっかりしなければいけないと思っているので、自分も水町や谷に負けないようにしっかりまた一からやっていきたいと思います。
参照記事:http://vbm.link/16656/
このように述べています。
高校1年生であるのに、なんと立派なコメント。
しかも「3年生を後ろからサポートできてよかったです」というコメントも素晴らしい!!
学生時代に部活の上級生を鬱陶しく感じていた私は恥ずかしいです・・・・。
□出身中学は?
2018/7/28 インハイ@三重
▷鎮西vs星城#鎮西#水町泰杜 くん#荒尾怜音 くん pic.twitter.com/GsnTs6pv49— tomy✩ (@tomy_volley) August 7, 2018
荒尾怜音選手は熊本県内にある菊池南中学校を卒業しているようです。
メンバーの水町泰杜選手と谷武珍選手とは隣町同士で、小学生の時から切磋琢磨していました。
そして中学時代には熊本選抜として、JOC全国都道府県対抗中学大会を優勝しています。
「高校でも日本一を目指すなら、ここしかない」と3人揃って、鎮西高校に入学しました。
3人とも小学生時から気ごころが知れており、全国制覇も一緒に経験しているメンバーが入学してきたら心強いですよね。
昨年の鎮西高校のキャプテン鍬田憲伸選手は、当時の1年生について
「あいつらは正直、『ガキ』。でも、コートでそれが役に立つんですよね」
参照記事:https://www.nishinippon.co.jp/nsp/sports_other/article/382263/
このように述べており、チームの雰囲気も明るくしてくれるようです。
鍬田さんわず(笑)とりま、楽しかった🤣
💩クッションも買えたし、鍬田さんはケータイカバー買えたし👍
明日のグリーンランドも、部活動紹介も楽しみにしてます笑
そして、九産合宿もがんばりましょ!
ありがとうございました😚@kennsinn0628 @kuwata2015 pic.twitter.com/z5o42hJzbf— 荒尾怜音 (@reon0501931) April 20, 2017
□U-18代表選出
荒尾怜音選手はU-18代表に選出され、第12回アジアユース男子選手権大会に出場しています。
そして、なんと見事優勝を果たしているんですね!!
この優勝が決まった瞬間、怜音を見てたら、メンバーがコート内で喜んでる中、彼だけ走って仲間を通り抜けどこかへフレームアウトしてったから、「怜音どこ行ったん!?」ってニヤニヤ笑ってましたw😂
でも、その裏には感動のドラマがありました…。怜音の優しさに心を打たれ、ほっこり😭✨ #荒尾怜音 pic.twitter.com/jhZoe52gh7
— 小山 佳祐 / keisuke koyama (@kei_koyama_JDVA) July 6, 2018
荒尾怜音選手は全試合にスタメン出場し、守備でチームの優勝に貢献しています。
日本代表は今後、世界選手権への出場が決まっていますので、荒尾怜音選手のレシーブが世界で通用するか楽しみです。
きっと通用するはず!!
□なぜレシーブが凄いのか?
荒尾怜音選手のレシーブはなぜ凄いのか?
1つ言えることは、非常に安定しているということです。
相手の攻撃に対して、非常に落ち着いてプレーしていますよね。
緊張しない
例え自分が高い能力を持っていたとしても、本番で緊張してしまうと思うように力が出ません。
その点、荒尾怜音選手は
「春高でも緊張はしないと思う。明るく元気に安定したプレーを見せたい」
参照記事:https://www.nishinippon.co.jp/nsp/sports_other/article/382263/
このように述べており、特にプレッシャーを感じていないようです。
そのため本番でもいつも通りのプレーが出来るんですね。
これは今までの経験と周囲に気ごころ知れているメンバーがいることが理由ではないかと思います。
□まとめ
荒尾怜音選手は菊池南中学校出身で、前回の春高ではベストリベロ賞を獲得しています。
スーパーレシーブの秘訣は高い技術と冷静なメンタルだと思います。
今回の春高では前回王者としてプレッシャーがあると思いますが、荒尾怜音選手にはさほど関係なさそうですね。
今回の春高でも観客を魅了するレシーブを期待します。
コメントを残す