2020年に開催される東京オリンピックの応援ソングとして制作された楽曲『パプリカ』。
楽曲を歌っているのは、オーディションで選ばれた小学生の5人組「Foorin」ですが、この楽曲を米津さん自身がセルフカバーしているということで、今話題になっていますよね。
とても明るい応援ソングとなっていますが、米津さんが歌うとどんな風になるのか……
これは聞きごたえがありそうですよね♪♪
Foorinが歌う「パプリカ」も勿論素敵ですが、米津ファンの皆様は、セルフカバーされている楽曲のCDもやっぱり欲しいですよね!!
米津さん自身が歌った「パプリカ」が収録されている楽曲がいつ発売になるのか…
また、Foorinと米津さんどちらの楽曲も楽しめるように、違いや歌に込められた意味を紐解いていってみたいと思います!!
これを見れば、「パプリカ」がより一層楽しめること間違いなしです!!
■そもそもパプリカって?
【MTV #VMAJ2019 】
VMAJ史上最年少
#Foorin の出演が決定しましたそしてなんと
特別賞『MTV Breakthrough Song』
を受賞皆様のおかげですいつも #パプリカ をたくさん聞いてくれて
愛してくれてありがとうございます https://t.co/b0hkEgV7Xe— Foorin (@Foorin_staff) September 13, 2019
2020年とその先の未来で、頑張っている全ての人たちを応援するためのプロジェクト曲として、2018年7月に発表された楽曲になっています。
作詞作曲を手掛けたのは、今や時の人と言っててもいい米津玄師さん。
歌っているのは、オーディションによって選ばれた小学生5人組のユニットになります。
ダンスの振り付けは、辻本知彦さん・菅原小春さんが親しみやすい見事な振り付けをしたことでも有名ですよね♪
Eテレ系の多くの番組ともコラボしており、子供たちの間でも物凄く人気の高いキッズソングとなっています。
関連動画YouTubeの総再生回数は、なんと………
1億7,000回を突破!!!!!
凄すぎです。
これには全国各地で子供たちと共に「パプリカ」を踊るイベントなどが開催されていることで、沢山のお子さんが動画を見て練習した結果という数字なのでしょうが……
それにしても凄まじい数字ですね。
また、こちらの楽曲は営利目的で制作されていないため、収益や米津玄師さんに入る印税など全て、日本スポーツ振興センターの「スポーツ振興基金」へ寄付されるんです!
次世代のアスリート達の夢を応援し、育成に力を入れる願いを込めて、アスリート達の背中をそっと押して手助けるために使用されるようです。
なんとも心温まる優しい気分になりますね♪♪
そんな優しい大人気キッズソングである「パプリカ」を、プロジェクト2年目に突入することを機に、米津玄師さん自身がセルフカバーを制作されて、再び「パプリカ」が話題になっているといるんですよ!!!
Foorinが歌う「パプリカ」とは、また全く違う雰囲気を醸し出している大人の「パプリカ」風に仕上がっていて、同じ歌詞、同じ曲調なのにも関わらず、まるで違う楽曲を聞いているかのような気分になってしまいますよね。
今回はその米津玄師さんが歌う「パプリカ」を紹介していきたいのですが、まず初めに元の「パプリカ」を歌っているFoorinさんからご紹介していきたいと思います。
どんな風に違うのか、どう違うのかを知るには、まず米津玄師さんだけでなく、Foorinさんの事も知ってからの方が、より一層この「パプリカ」を楽しめること間違いなしですからねっ!!!
では、早速Foorinについて、ちょっと調べていってみますね♪♪
■歌っているFoorinについて
今夜 #テレビ朝日
☞19時54分〜 #ミニステ (一部地域を除く)
☞20時00分〜 #ミュージックステーション
に #Foorin が出演しますテレビの前で一緒に #パプリカ 踊ってね♬
よ~し頑張るぞ楽しむぞ pic.twitter.com/5gSwY0OmXY— Foorin (@Foorin_staff) August 30, 2019
こちらがオーディションで選ばれた小学生5人組ユニットであるFoorinさんになります。
見ているだけでエネルギッシュな雰囲気が伝わってきますよね♪
もちろんこの5人を選んだのは、米津さん自身ですが、選んだポイントは……
歌声や歌い方、その人間性を見たときに、とても気持ちよく感じ、一番心地よかったことなんだそうです。
確かに、Foorinの歌声は元気がもらえると同時に、どこか優しい気持ちにさせてくれる感じがしますよね♪
Foorinが #Mステカメラ に登場~
今夜のテーマは
『親が聞いていた曲』です
みんなお父さんやお母さんに聞いてくれたみたい今夜はYouTube再生数1億回の
『パプリカ』を再び披露して頂きますみなさん!お見逃しなく pic.twitter.com/EjOCp82qyA
— music station (@Mst_com) August 30, 2019
この笑顔だけでも元気を貰えちゃいますよね~~~
また、米津さんはこの5人のユニットFoorinを自分が引っ張っていこうと思っていたそうですが、逆に子供たちがその持ち前の元気パワーで米津さんを引っ張ってきてくれたと、絶賛しています。
そこまで歌だけでなく、周りの雰囲気も明るくしてくれるFoorinが歌う「パプリカ」と米津さんが今回セルフカバーした「パプリカ」同じ曲なのに、雰囲気がまるで違うものに聞こえると話題になっていますが、一体どこがどう違うんでしょうか?
実際に聞き比べてみたいですよね♪
■米津さんとFoorinの違い
まずはFoorinが歌う「パプリカ」がこちらになります。
元気いっぱいの歌声から、ダンスもまた愛らしくて、とっても癒されますね♪♪
個人的には、不思議とこんな明るい雰囲気なのにどこか哀愁を感じてしまうんですよね♪
そこがまた惹き込まれるポイントなんですが、みなさんはどう感じましたか?
たくさんの元気を頂けましたか?
では、今度はその「パプリカ」を踏まえた上で、米津さんの歌う「パプリカ」を聞いてみましょう♪
またグンとイメージが違う歌になってますよね!!
全く違う曲のように聞こえるくらい、また違うパプリカに仕上がっています。
大人のパプリカって感じがしますよね♪♪
米津さんとの代表的な違いは
やはり、明らかなキーの違いですよね。
これだけでも、結構聞く手側の雰囲気は変わってくると思いますが、そこに微妙にアレンジも変えてくることで、更に変化をつけているようです。
そして、和楽器もいい仕事をしていますよね♪
そもそもこの「パプリカ」は応援ソングと子供に馴染みやすい曲というイメージがとても強いですが、とても子供でも歌うやすいような作り方はされてないですよね!!
そこがまたポイントだとは思うんですが、米津さんの作られる曲はどれもこれも難しい……
今回の楽曲は誰でも歌える応援ソングというよりかは、民謡や童謡寄りのつくりをされているようです。
ヨナ抜き音階で作られているおり、また琴線がより儚げで美しく心地いい旋律を作り上げています。
またこの曲の最大の特徴といってもいいのが、増5度が音程にプラスされている点だと思われます。
全てを心地よく耳に届けるために、コード進行に隠し味を絶妙にMIXしていることが、この心地よさを生み出しているんですね♪♪
また、サビのパートを転調させていたりなど、工夫を取り入れることにより、Bメロの切なさ感じるメロディーからサビに入る瞬間に、パッとまた違う景色へと誘ってくれるというわけですね~~~~
この切り替えしで、またグッと聞き手の心を持っていってしまう。
なんとも素晴らしいですね~~~~
曲調も工夫があって、素晴らしいですが、なんといっても「パプリカ」は歌詞もまたイイですよね♪
■歌詞に込められた意味とは?
まずは、歌詞を読んでいってみましょう♪
「パプリカ」
作詞・作曲:米津玄師
曲りくねり はしゃいだ道
青葉の森で駆け回る
遊び回り 日差しの街
誰かが呼んでいる
夏が来る 影が立つ あなたに会いたい
見つけたのはいちばん星
明日も晴れるかな
パプリカ 花が咲いたら
晴れた空に種を蒔こう
ハレルヤ 夢を描いたなら
心遊ばせあなたにとどけ
雨に燻り 月は陰り
木陰で泣いていたのは誰
一人一人 慰めるように
誰かが読んでいる
喜びを数えたら あなたでいっぱい
帰り道を照らしたのは
思い出のかげぼうし
パプリカ 花が咲いたら
晴れた空に種を蒔こう
ハレルヤ 夢を描いたなら
心遊ばせあなたにとどけ
会いに行くよ 並木を抜けて
歌を歌って
手にはいっぱいの 花を抱えて
らるらりら
会いに行くよ 並木を抜けて
歌を歌って
手にはいっぱいの 花を抱えて
らるらりら
パプリカ 花が咲いたら
晴れた空に種を蒔こう
ハレルヤ 夢を描いたなら
心遊ばせあなたにとどけ
かかと弾ませこの指とまれ
こうやって普通に読んでみると、どこか子供の書いた日記のような感覚のする歌詞ですよね。
大人がみても、あの頃こうだったなーって、ふと思い出してしまうような、そんな書き方がされている歌詞のように見えます。
ちなみに、タイトルにもなっている「パプリカ」の花言葉は……
・同情
・哀れみ
・海の利益
・海のめぐみ
・君を忘れない
などの花言葉があります。
今回はおそらく「君を忘れない」という花言葉をテーマに描かれているのではないかなと思います。
実際に歌詞の中にも「あなた」という登場人物が存在していることから、あなたと過ごした幼い子供の頃の思い出を振り返っているような、そんな日々や想い出を忘れないよって語り掛けているようにも感じますよね♪
「夏が来る 影が立つ」は、夏がきて日が高くなったことを表しており、次に「あなたに会いたい」と歌詞がくることから、もしかしたら昔の日々を思い出し、また会いたいなと思いを巡らせているのかもしれませんね。
「見つけたのはいちばん星」「明日も晴れるかな」では、このいちばん星は子供の頃見つけた星にも聞こえますが、幼い当時の事を指している可能性もありますよね。
輝き、楽しかったあの頃の自分が、今の自分からはとても輝いて見えているのかもしれません。
その頃の思い出も見つけ思い出している様を表しているようにも見えます。
「明日も」というワードから、子供心に明日も晴れるといいなという純粋な気持ちと、輝いていた昔を懐かしんでいる現実の自分自身に「明日も晴れるよね」と背中を押すようなメッセージも込められているように感じます。
またBメロは特に歌詞だけ読んでも、どこか哀愁を感じる仕上がりなっているような気がします。
「雨に燻り 月は陰り」とみると、雨のようなモヤモヤとした感情に、月も陰りだし、とても憂鬱な雰囲気を醸し出していますよね。
それでも、誰かが慰め、前を向こうと呼びかける声に、俯いていた顔を上へと上がる様子が浮かんできますよね。
「帰り道を照らしたのは」という歌詞から、その誰かは「母」ではないかなと想像できます。
もちろん色んな「誰か」がいていいと思いますし、その人によってその「誰か」が変化していくのも、この歌詞のいいところの一つではないでしょうか。
こうしてみると、子供の背中を押すと同時に、昔の思い出を投影し、大人の背中もそっと押してくれているようなそんな応援ソングに聞こえてきますよね♪
また、この歌詞を表しているようなMVにも注目してみてください。
■MVに込められた想い
MVでは影法師のシーンが子供たちが空を飛び回るような演出で描かれていました。
そして、両親と思われる大人の男女にはそれが見えていないかのよう。
子供だからこそわかる、童心や純粋な想いが影法師、子供にしか見えない形になって舞っているのではないかなと思います。
子供の頃には、疑いもなく純粋に感じていた心が、大人になるといつの間にか曇って見えなくなったり、感じなくなってしまったりと、そういった子供時代にしか分からないことに、改めて目を向ける大人への応援ソングのように感じます。
また、この影法師である子供たちが空へと駆け上がっていくシーンでは、大人たちはそれを見つけることは出来るようになっても、共に空へと舞えない現実も描かれているような気がして見てしまいました。
大人になると、子供の頃のように、あんなに無邪気に駆け上がるには…色々と背負うものが増え、そう簡単には行きたくてもいけない心情が表現されているようでしたね。
この事から、米津さんは「童心」の大切さ、たまには子供に戻って色んな鎧を脱いでもいいんだよ?って語り掛けているように個人的には感じました。
みなさんは、どのように感じましたでしょうか?
色んな解釈があって、色んな見方や想いが個々で感じられる歌って、本当に素晴らしいですよね。
みんなの歌であると同時に、自分の応援歌にもなってくれますもんね♪
そんな奥深い米津さんが歌う「パプリカ」の収録されているアルバムはいつ発売されるのでしょうか?
そもそもそのような予定があるのでしょうか?
■アルバムの発売日は?
FoorinのパプリカはCD販売されていますが、今のところ米津さんverのパプリカのCD販売予定はないようですね。
アルバムもまだ細かくは決まっていないようなので、決まり次第追記致します。
■まとめ
Foorinの歌う「パプリカ」もとってもイイですが、米津さんが歌う「パプリカ」もまた味があってイイですよね♪
同じ歌詞やメロディーなのに、表現者が違うとこうも曲のイメージで変わってくるものなんですね。
もちろん、アレンジを加えたりしてまた別の雰囲気を出していることも大きいのでしょうが、歌い手の声質や歌い方も曲の印象を大きく左右するんだなと、つくづく実感しました。
個々に届けられる応援ソングとして、幅広い世代に愛される楽曲になっていきそうですね♪
個人では、米津さんのどこか哀愁帯びた「パプリカ」に方が好みでしたが、Foorinの「パプリカ」も大好きなので、気分でどっちを選曲しようかなって、悩めるのもまた楽しみの一つかなと思います。
頑張っている皆さんの応援歌になって、もっともっと活気強くオリンピックを盛り上げていけたらいいですね♪♪
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