2017年1月29(日)に開催される大阪国際女子マラソン。
この夏のロンドン世界陸上の
代表選考も兼ねているレースなので、
楽しみにしている陸上ファンも多いはず!
国内外から多くの有力ランナーが
招待されているこの大会。
その中の一人が伊藤 舞選手。
昨年のリオ五輪にも出場していた選手ですね。
今回は伊藤 舞選手に注目してみました。
伊藤舞のwiki風プロフィール
名前 : 伊藤 舞(いとう まい)
生年月日:1984年5月23日 (32歳)
身長 :156㎝
体重 :41㎏
所属 :大塚製薬
出身地 :奈良県奈良市
出身高校:京都橘高等学校
出身大学:京都産業大学
伊藤舞選手の現在の
所属チームは大塚製薬ですが、
大学卒業後入社したのはデンソーです。
全日本実業団対抗女子駅伝で
連覇の実績もある、強豪チームですね。
ですが、
ここで結果が出せなかった伊藤選手は、
チームを去ることになりました。。。
その後新設チームである大塚製薬に加入し、
実力を発揮していくのです。
陸上を始めたきっかけは?
伊藤選手が陸上を始めたのは、
高校時代からだそうです。
それまではバレーボール部に所属していたとのこと。
なんでも、
出身中学校に陸上競技部が無かったことが理由だとか。
高校はバレーの名門、
京都橘高等学校に進学しています。
ですが、ここで突然陸上部に転向します。
理由は不明ですが、
バレーボール選手にしては156cmと小柄な伊藤選手。
バレーでは力を発揮できないと感じたのでしょうか。
しかし陸上でも、
高校時代には全国大会に出場するなどの
大きな活躍はできませんでした。
出身高校や大学は?
卒業後は、京都産業大学に進学します。
京都産業大学といえば、
全日本大学女子駅伝や
関西学生女子駅伝にも常連の、
名門校ですね。
ですが最初の3年間は故障に泣かされ、
ここでも目立った活躍はできませんでした。
そんな伊藤選手が花開いたのは、
大学4年生の時。
2006年の日本学生陸上競技対校選手権大会女子10,000m、
また同年の京都シティハーフマラソンで優勝し、
一気に注目を集めることになります。
高校時代から大学3年まで、
目立った成績が残せなかったにも関わらず、
腐ることなく練習を積み重ねた結果ですね!
このあたりの精神力の強さが、
現在の粘り強い走りに繋がっているのかもしれませんね。
結婚相手は誰?
「伊藤舞 結婚相手」などのワードで検索すると
かなり多くの記事がヒットするのですが…。
伊藤選手が結婚しているという
確かな情報は見つかりませんでした。
実際、女子マラソン選手で現役中に結婚した人って、
過去にもあまりいませんしね。
陸上選手は厳しい練習だけでなく、
日常生活もかなりストイックな節制を求められるので、
なかなか競技と恋愛・結婚の両立は難しいのでしょう。
現役中は競技に専念し、
引退後に結婚…という予定かもしれませんね。
主な大会記録
ここで伊藤 舞選手の主な成績を見てみます。
2010年 名古屋国際女子マラソン 4位(2:29:13)
2011年 大阪国際女子マラソン 2位(2:26:55)
2011年 テグ世界選手権マラソン 22位(2:35:16)
2012年 名古屋ウィメンズマラソンマラソン 5位(2:25:26)
2012年 横浜国際女子マラソン 5位(2:27:06)
2013年 ロンドンマラソン 8位(2:28:37)
2014年 東京マラソン 7位(2:28:36)
2015年 名古屋ウィメンズマラソンマラソン 4位(2:24:42)
2015年 北京世界選手権女子マラソン 7位(2:29:48)
2016年 リオデジャネイロ五輪女子マラソン 46位(2:37:27)
伊藤選手が初マラソンに挑戦したのが、
2015年の名古屋ウィメンズマラソン。
初マラソンながら4位でゴールし、
その後も数々の大会で好成績を修めています。
ただ意外なことに、
ここまで優勝経験がありません。
そろそろ伊藤選手がトップでゴールテープを切る姿を見てみたいですね。
リオ五輪の内定疑惑とは?
さて昨年のリオオリンピックに
マラソン代表として出場した伊藤 舞選手。
この伊藤選手の代表内定について、
いろいろと議論が沸き上がったのは覚えていますか?
伊藤選手は2015年の北京世界陸上で、
日本人最高となる7位で入賞しています。
これが陸連の定める
「世界陸上で8位入賞した日本人トップ選手」
という選考基準をクリアしたため、
リオ五輪代表の座を勝ち取ることができました。
しかしその後開催された大阪国際マラソンで
福士加代子選手が優勝したにも関わらず、
内定は保留となりました。
理由はその後開催予定の
名古屋ウィメンズマラソンで、
福士選手の記録を上回る選手が
複数出るかもしれないので…。というもの。
2:22:17という派遣記録を突破しての優勝だったのに、
これでは本人もファンも納得できませんよね。
そこで話題に上ったのが、
すでに代表内定していた伊藤選手。
選考基準は満たしているものの、
福士選手より7分も遅いタイムで
内定っていうのはどうなの?
という疑問が沸き上がったのです。
これに対し、
陸連理事を務める高橋尚子さんが
「伊藤さんはルール通りクリアに選ばれた。何か言って苦しめて選手の足を引っ張るのは辞めて欲しい」
と強い口調で訴え、議論の収束を求めました。
確かに、タイムだけみれば
伊藤選手が劣っているかもしれませんが、
世界陸上は真夏に開催されるので、
それと比較するのは無理がありますよね。
マラソンは他競技と比べると、
気象条件やコース等、
外的な要因に大きく左右されるので、
単純にタイムや順位だけで
比較するのは難しいとは思います。
ですが、五輪のたびに選考でもめている印象のマラソン代表。
難しい問題とは思いますが、
選ばれた選手が余計なことを
気にせず走りに専念できるようにしてほしいですね。
【伊藤舞】まとめ
学生時代の度重なる故障。
社会人になってからも、
成績不振によるチームの移籍。
決して順調な競技人生を歩んできたとはいえない伊藤 舞選手。
度重なる苦労を乗り越えてきた精神力こそが、
伊藤選手の強みではないでしょうか。
まさに努力が実を結んだ選手と言えますね。
リオオリンピックでは思うような走りができず
涙を飲む結果となりました。。
この鬱憤は大阪国際女子マラソンで晴らしてくれるはず!
今度こそは文句なしの成績で、
世界陸上への切符を勝ち取ってほしいです!
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