8月29日午前5時27~28分に北朝鮮からの弾道ミサイルが太平洋に落ちました。
北朝鮮はこれまでに数回ミサイルを発射することはありましたが、
発射方向を事前に予告しないのは今回が初めてです。
それによりさらに緊張が高まっています。
この発射された弾道ミサイルは「火星12(kn-17)」の可能性が高いです。
この火星12とはどのようなミサイルなのでしょうか?
どのくらいの速度か?
その威力は?
被害範囲は?
避難できる建物は?
これらについて調査しましたので紹介します。
火星12の基本情報
まずは火星12の基本情報から紹介します。
火星12は北朝鮮が開発した中距離弾道ミサイルです。
NATOコードネームはKN-17です。
ミサイルと言っても実はたくさん種類があります。
そのなかで火星12は中距離弾道ミサイルですが、中距離弾道ミサイル
とは射程距離が約3,000㎞~5,500㎞のタイプのものを言います。
ちなみに火星12という名前ですが、北朝鮮で開発される
ミサイルにはほとんど「火星」という名前がついています。
どうやら開発された順番に番号が付けられているようですね。
これまでの経緯
参照元:http://www.sankei.com/world/news/170515/wor1705150028-n1.html
火星12の発射は8月29日が最初ではありません。
最初は2017年5月14日で発射し高度2111km、水平距離787㎞で日本海に落ちました。
そして今回は高度550㎞、水平距離2700㎞で日本列島を通過して太平洋に落ちました。
落下位置が北海道の襟裳岬から東に1180㎞離れた場所でした。
日本国内では午前6時2分に全国瞬時警報システムであるJアラートが
北海道、東北地方、北関東、新潟県、長野県で作動しました。
通過したということは、落ちる可能性があるわけで、
ますます国内の緊張が高まっています。
速度はどのくらい?
参照元:https://freedom-indonesia.click/kasei12-kitacyousen/
火星12の最大速度はマッハ16のようです。
マッハ16ってどのくらい速いか全然わかりませんよね。
安心してください。
ちゃんと調べました。
マッハ16を秒速で表すと5444.64m/sになります。
つまり1秒間で約5㎞進むわけです。
1分間で東京~名古屋間くらいの距離を飛ぶことができます。
めちゃくちゃ速いじゃないですか!
威力と被害範囲は?
参照元:https://sirabee.com/2016/03/22/99797/
火星12がもし攻撃として発射された場合、
大型の核弾頭が搭載されているでしょう。
もしそれが落下した場合、相当な被害が広範囲に及ぶことが予想されます。
具体的な範囲や威力について情報はありませんが、
1都市まるごと吹っ飛ぶと予想します。
落下した場合にその地域で生活していた人々は
何が起きたかわからないまま死亡してしまうでしょう。
避難場所はどこ?
参照元:https://ec.midori-anzen.com/shop/g/g4068824740/
火星12が発射された場合、理想の避難場所はずばり地下です。
地下というと地下鉄の駅かデパートなどの地下になります。
近所にそのような地下の場所がある人はアラートが鳴った時に避難してください。
ただ発射してから日本に落ちるまで数分しかないので、
ほんの一握りの人しか避難できないかもしれませんね。
それ以外はできるだけ建物の設計上中央にあるスペースに逃げてください。
もしそこに机なのがあれば体を潜めてください。
窓の近くにいると非常に危険です。
発射から避難できる時間はわずかしかないので、
とにかく他のことは一切考えず避難に集中してください。
ちょっとしたタイムロスが命取りになります。
まとめ
北朝鮮の中距離弾道ミサイル火星12はマッハ16の速さで飛行し、
想像もできないほどの破壊力を持っています。
もし戦争になった場合は日本も多大な被害を受ける危険性は高いです。
そうならないためにも慎重な対応が必要だと思います。
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